広島市にある漢方薬局ハーブスの生理不順のサイトへようこそ!!
このページは広島県広島市の西区にある漢方薬局ハーブスが提供する生理不順に関する情報ページです。
ここでは生理不順が改善された方、改善されて妊娠された方、生理不順とは、生理不順の分類(種類)、一般的な原因、漢方的な原因、漢方的治療法、関連ブログ、関連ページなどが書いてあります。
ぜひ参考にしてください。
生理不順を乗り越え妊娠された患者さんのお喜びの声
排卵誘発剤で排卵しなかったのに漢方服用2カ月で妊娠しました!!
漢方薬の服用で子宮内膜増殖症を乗り越え妊娠・出産しました!!
生理不順が改善したすべての症例・体験談
生理不順とは
生理周期というものは一般的に30日前後で来るものですが、これも実際には人によって多少の幅があります。
西洋医学的にいえば、25日周期~38日周期までで来る生理周期を正常と捉えています。
そのためこれより遅く、もしくは早く生理が来るようなリズムや、生理周期が早くなったり、遅くなったりするようなものも生理不順と考えることができます。
生理不順について
生理不順は若い女性でもよくよくおこるありふれた疾症状かもしれませんが、放っておいて勝手に良くなるものもあれば、放置しておくと後で大変になるものもあります。
絶対ではないですが、様子をみてよい場合のものというのは、遅いなりに一定のリズムで来ている生理というのは心配ないケースが多いのですが、何らかの原因がきっかけで急に来なくなったものに関しては早めに治療を受けられた方が良い場合があります。
その際には基礎体温を付けてみるか、病院で排卵が起きているかのチェックを受けられることをお勧めします。
生理不順とその種類
生理不順とはその名の通り、生理が順調に来ないことです。
この生理不順の中に無月経や無排卵月経があります。
一般的な生理周期
上記しましたが西洋医学的には25日~38日までの間の間隔で来る生理は正常と考えられています。
注意すべき生理不順
生理不順の中でも注意すべき生理不順というものがあります。
それは早く来たり、遅く来たり生理の周期が一定でないもの、生理の周期が3~4か月に1回程度のもの、何らかの原因がきっかけで突然来なくなったもの。これらは基礎体温を付けてみるか、産婦人科での排卵のチェックをしてみることをお勧めします。
生理周期と生理不順
生理の周期の長かったり短かったり、出血量が多かったり少なかったり、出血している期間が長かったり、痛みがひどかったりするなどの体調の不調。
周期が25日未満で月経が来る場合を頻発月経と言い、反対にいつも38日以上経たないと月経(生理)がこない場合を希発月経と言います。
希発月経
希発月経とは生理周期が39日以上で3か月未満のでくる月経周期をいいます。
希発月経でも生理が始まった頃から39日周期とかであれば問題が無いことが多いです。
つまり、これは人の個性のレベルと考えていい場合が多いのです。
卵を成長させるペースがもともとゆっくりなのです。
問題は急にもしくは徐々に生理周期が遅くなってきたようなケースなのです。
それには西洋医学的には次の様なケースが考えられます。
希発月経の原因
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- 無排卵
- 無月経
- ストレス
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や無排卵・無月経に関しては別のページで詳細に書いていますのでそれを参考にされてください。
希発月経の注意点
- なるべく早めに病院を一度は受診する
(実際に排卵の状態がどうなっているのか調べてもらことは重要です。
生理があっても排卵をしていないケースもありますし、女性ホルモンの値がどうなっているのか調べてもらうことも大切です)
- 基礎体温をつけてみる
(病院に行く前に自分で基礎体温をつけてみるのも一つの手です。生理が来るまでの1周期の間は同じ時間にできるだけ起きて基礎体温をつけてみると排卵しているかどうかもおおよそわかります。
また高温期や低温期の状態からおおよその女性ホルモンの状態も推測することができます)
- ダイエットなどをして起きた可能性がある場合は直ちにダイエットをやめる
(ダイエットは栄養バランスを崩して生理不順の原因となります(体重減少性無月経)。
カロリーだけを目安に食事をとるのは非常に危険です注意してください)
- できるだけ規則正しい生活を心がける
(睡眠時間が極端に少なかったり、寝る時間や起きる時間が不規則な場合、自律神経系やホルモン系のバランスを崩してしまう可能性があります。
一度崩れてしまったバランスはすぐには元に戻りません。
そのためできるだけそうならないように心がけることが大切です。
無月経・無排卵
無月経は月経が来なくなった状態をさすことばです。
一般的には3か月以上月経が来ない場合の事をいいます。
無排卵は排卵をしていない状態を指します。
無排卵でも月経(生理)を起こすことがあり、この状態を特に無排卵月経といいます。
無月経にしろ、無排卵にしろ月経が来なくなった状態というのは何ら、かの婦人科疾患やこの状態を放置することで場合によっては、早発閉経などへ移行する可能性もありますので、産婦人科へ受診されることをお勧めします。
頻発月経
頻発月経とは月経周期が24日以内で来るような月経を言います。
ただし24日でもともと規則正しく来ていて、なおかつ、その周期で妊娠・出産を経験されたような場合は、その人の持っている体質として考えることができるので、それは病気ではないと考えられます。
一般的にはもともとは正常な周期だった方が、何らかの要因で途中から24日以内の周期になってしまったような場合を指します。
頻発月経の原因
頻発月経を起こす原因はさまざまあると思いますがここでは主なものを取り上げてみたいと思います。
卵巣機能の低下(卵巣機能不全)
卵巣機能が低下(卵巣機能不全)すると排卵がうまく起こらなくなり、無排卵月経のような症状をきたすことがあります。
通常の排卵を伴う月経の間に無排卵月経が間に入ってい来るような周期があると、約2週間に一度の周期で月経が来るというような状況ができてきます。
黄体機能の低下(黄体機能不全)
黄体機能が低下(黄体機能不全)すると生理周期の高温期を維持することができなくなり、その結果として高温期が普通の方と比べ極端に短くなる結果として生理周期全体が短くなる可能性があります。
卵胞期短縮症
卵胞期短縮症は、卵巣機能が低下し始める年齢で一時的にでる場合がある状態です。
年齢の伴って卵胞の働きが低下してくると、その働きを高めようと、脳下垂体というところから卵胞刺激ホルモン(FSH)というホルモンが通常より多めに分泌されます。
その刺激によって今度は逆に卵胞の育ちが良くなるために卵胞期(低温期)が短くなり早めに排卵するのです。その結果として生理周期が短くなることがあるのです。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスや生活が昼夜逆転したような生活などを送ると女性ホルモンの分泌のバランスを乱し、頻発月経のような生理不順を起こす可能性があります。
頻発月経の注意点
基本的には希発月経の注意点と同じです。
病院でちゃんと検査を受けてみることと、自分でできるのは基礎体温を付けてみることです。偏った食事はできるだけ避け、生活リズムを整えてみることが大切です。
生理不順の一般的原因
ストレス、睡眠不足、加工食品・ファーストフードの食べすぎ、自律神経の失調、ホルモン分泌異常、疲労、栄養障害、発育不良、痩せすぎ、肥満・太りすぎ、極端なダイエット、極端な冷え性などが原因となります。
生理不順の漢方的原因
生理が早く来る場合
気虚(エネルギー不足タイプ)
気(エネルギー)が不足して生理周期をコントロールする力が無くなったために生じると考えられています。
そのため漢方薬としては高麗人参に代表されるような元気にする薬が用いられるのが一般的です。
代表的な漢方薬
補中益気湯(胃腸の働きを促進し元気にする薬)
血熱(身体の熱が過剰に血液に入っている状態)
通常に比べ血の中に入っている熱が多く血液を早く動かしてしまう。一般的な考えに置き換えると新陳代謝が活発になりすぎた状態、もともと元気な体質の人がさらに元気になりすぎ、興奮した状態に近いと考えられます。
代表的な漢方薬
温清飲(身体の熱を冷まし、血を補う)
生理が遅く来る場合
瘀血(全身の血液の流れが悪い)
血液の流れが悪いため、全体の新陳代謝が悪くなる。そのため月経のサイクルも遅れてしまう。こういう場合、漢方薬の中で活血作用のある薬を用います。
代表的な漢方薬
虚証 温経湯
中間症 桂枝茯苓丸
実証 桃核承気湯
血虚(身体の栄養状態が良くないor女性ホルモンのバランスが悪くなっている)
血虚は西洋医学の貧血の意味も含まれますが、それよりも広い意味として使われます。それ以外に身体の栄養状態全般や、女性ホルモンのバランスが乱れている状態も血虚である場合が多いです。更年期障害なども血虚の症状である場合が多いのです。この場合は子宮や卵巣を十分栄養するのに時間がかかるため、遅れてしまう。こういう場合に補血作用のある漢方薬を用います。
代表的な漢方薬
四物湯
気血両虚(血とエネルギーの不足状態)
身体の中の血とエネルギーが不足して子宮や卵巣を栄養するところまで手が回らない状態です。こういう場合補血作用のあるものと補気作用のある漢方薬を用います。
代表的な漢方薬
十全大補湯
腎虚(老化・加齢の伴う機能低下)
腎虚とはいえ、生理が来ている状態であれば、腎虚は軽めの可能性があります。そうであれば、更年期のころに用いられる漢方薬を用いる場合もあります。
代表的な漢方薬
プラセンタ(胎盤エキス)、連珠飲
早かったり、遅かったりするという不定型
気滞・肝気鬱結(ストレス状態・自律神経系の失調状態)
肝気鬱結という状態の場合が多いと思います。(東洋医学の肝は自律神経や情緒の調節の中枢なのです)これは強いストレスを受けた時や自律神経の乱れた時に出てくる状態です。こういう場合、情緒、および自律神経を安定させる目的で疏肝薬(肝の気の流れを調整する)を用います。
代表的な漢方薬
加味逍遙散
生理不順関連ブログ
基礎体温の高温期が高いままで生理が来た?その原因と改善策とは
基礎体温からわかる婦人科の病気を漢方で整え改善させる方法とは?
恐らく血虚と思われる40代の不妊症の患者さんの基礎体温が漢方治療で改善した例
基礎体温が徐々に上がる時に考えられる4つの原因とその対策とは?
流産後、基礎体温が高いままで下がらない方の重要な3つの原因と対策とは?
流産後、基礎体温が低いまま上がらない時に考えるべき5つの事とその対策とは?
生理不順と関連するページ
広島市にある漢方薬局ハーブスは生理不順の治療に強い薬局です
広島市にある漢方薬局ハーブスは生理不順をはじめとした婦人科の病気や早発閉経や高齢不妊治療などの難易度の高い不妊治療も積極的に取り組み、多くの方が妊娠・出産されています。生理不順と不妊治療でお悩みの方はケース別不妊治療体験談を読んでみてください!!
漢方薬局ハーブスの不妊治療に興味のある方は