瘀血と基礎体温|漢方薬局ハーブス

瘀血の基礎体温

瘀血とは

瘀血とは血液の滞りを表す言葉です。

一般的にはドロドロ血のイメージが定着しているのではないかと思います。

しかし実際には瘀血の状態はドロドロ血ではないことも多くあります。

血液の流れが悪くなった状態が瘀血と考えてもらうとわかりやすいと思います。

そのため、瘀血は単純に血液の状態を表す言葉ではなく、血管の状態も同時に表しているのです。

例えば、ストレスで血管がぎゅっと締まった状態であっても結果として血液の流れが悪くなりますから、これも瘀血の一つになります。

血液の流れがゆるくなっても循環が悪くなってしまっても瘀血なのです。

また寒さで血管が細くなってしまった状態も瘀血です。

いわゆる打ち身などで一過性に出血がおこって血液が凝固したところも瘀血なのです。

瘀血の症状

生理痛がひどい、生理の時に血の塊が出る、血がどす黒い、生理不順(生理が遅れがち)、ひどければ無月経、頭痛、肩こり、持続的で固定的な痛みがある、冷えのぼせ、物忘れがひどい、熟眠感がない、下肢静脈瘤痔、冷え性(足先の冷え)、舌が紫色であったり瘀班と言って舌に黒い点々がある、舌の裏の静脈が拡張している、顔色がどす黒い、唇の色が悪い、高血圧や動脈硬化、心臓疾患や脳血管疾患などを起こしたことがあるなど

瘀血の基礎体温

瘀血パターン1

瘀血の基礎体温

瘀血パターン2

瘀血の基礎体温2

瘀血の方の基礎体温の特徴としては全体的に温度が高めになりやすいということです。

部分的にみると低温期の基礎体温めになりますし、高温期の基礎体温を高めになりやすいです。

そして高温期の基礎体温は長めになりやすいです。

また必ずではないですけれども低温期の基礎体温も長めになる方も多いです。

また生理周期で考えると、生理周期が普通の方と比べて長くなりやすい傾向があります。

瘀血と漢方薬

瘀血と生薬

瘀血に用いられる代表的な生薬は桃仁、牡丹皮、紅花、赤芍薬、丹參などです。

そのため、瘀血に用いられる漢方薬にはこのような生薬が入っていることが多いです。

 

瘀血に用いる代表的な漢方薬

桂枝茯苓丸・・・女性の瘀血に用いられる最も代表的な漢方薬です。

桃核承気湯・・・便秘を伴うような方や症状の激しい方、体ががっちりしている方に用いることの多い漢方薬で桂枝茯苓丸よりも作用が強いです。下剤を含んでいるので、誤って服用すると下痢を引き起こすことがあります。

瘀血の養生法

野菜

瘀血の食養生

タイプにもよりますけれども原則としては油物を控えて野菜やきのこ類、海藻類などを中心に食事をされる方が良いです。

瘀血の養生

ウォーキング(歩く)のは大事な養生法です。

それ以外に毎日お風呂に入って湯船に浸かるというのも重要な養生法になります。

漢方理論と基礎体温についてさらに詳しく知りたい方は➡基礎体温と漢方理論

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