腎虚と基礎体温|漢方薬局ハーブス

腎虚の基礎体温

腎虚とは

腎虚とは簡単にいえば老化に伴う体の機能の低下を表す言葉です。

そのため腎虚≒老化と考えてもらっても 大きくは間違っていないのでそう考えてもらってもいいです。

ただし生まれた段階でも親からもらった物が少ない子供は腎虚になっていることもありますし、 慢性的な消耗が続くことによって元々腎虚でなかった人が腎虚になることもあります。

腎虚の症状

腎虚の症状は老化に伴う身体の機能の低下の症状を思い浮かべてもらえばほぼ間違いではありません

具体的に例を挙げるなら、生殖能力の低下、耳鳴り、難聴、目が見えにくくなる、白内障、緑内障、飛蚊症、口の中の唾液が減る、舌痛、味が分かりにくくなる、歯がもろくなる、記憶力が悪くなる、疲れやすい、腰が重だるい、足腰が弱くなる、膝が痛い(変形性膝関節症)、骨粗鬆症、風邪をひきやすくなる、病気にかかりやすくなる、夜間頻尿、失禁、排便障害、皮膚がカサカサする、早発閉経、発育不良(子宮形態異常)顏色が悪い、全身の冷え、睡眠障害がある、精力の低下など

腎虚と基礎体温

腎虚の基礎体温は高温期が低めになりやすく、高温期の期間も短めになりやすいです

そして低温期も低めになりやすいです。

①腎虚の基礎体温パターン1

腎虚の基礎体温

特に血虚と腎虚は基礎体温的に似通っていて区別するのは難しいです。

ただし、腎虚は老化が原因ですので更年期の頃には、血虚と腎虚の状態が一緒にくることもあります。

この更年期から閉経までの時期は生理が不順になりやすいです。

具体的には生理の周期が徐々に早くなったり、1周期とんでしまって(無月経)極端に低温期が長くなることもあります。

②腎虚の基礎体温パターン2(生理周期が早くなってくる時の基礎体温)

腎虚の基礎体温

 

③腎虚の基礎体温パターン3(閉経に限りなく近づいた状態)

腎虚で無月経の基礎体温

腎虚と漢方薬による治療

腎虚には基本的に動物生薬を含んだ漢方薬を用いるのが一般的です。

特に不妊の原因となるのは腎虚の中でも腎陽虚のことが多いです。

腎虚に用いる代表的な生薬

腎虚に用いる代表的な生薬には鹿茸(鹿の角)や紫荷車(ヒトの胎盤)が代表的ですけれども、現在は紫荷車を使うことができません。

そのためプラセンタ製剤を代用として使うことが多いです。

腎虚に用いる代表的な漢方薬

先ほど生薬で挙げた鹿茸を含む漢方薬が多いです。

参茸補血丸・・・体全体の代謝を上げて温めて元気にする漢方薬です。

 

腎虚の養生法

よく噛んで食べる

ゆっくりでもいいので毎日歩く(適度な運動)

適度に休息をとる

腎虚の食養生

出来る範囲でバランスのとれた食事をとる

黒いものを取る

黒ごまやきのこ海藻類など

木の実ナッツ類などを食べる

ネバネバしたものをとる山芋など

漢方理論と基礎体温についてさらに詳しく知りたい方は➡基礎体温と漢方理論

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