気滞(肝気鬱結)と基礎体温|漢方薬局ハーブス

気滞(肝気鬱結)の基礎体温

気滞(肝気鬱結)とは

気滞とは気の滞りのことです。

気滞が精神・情緒に影響したものを肝気鬱結と言います。

これは西洋医学的に言うとストレス状態や自律神経失調症に近い概念です。

また情緒不安定な精神的な状態を表していたりすることもありますし、PMS(月経前症候群)もこの中に含まれることがあります。

気滞(肝気鬱結)の症状

生理の周期がバラバラで早くなったり遅くなったりする、ひどければ無月経となることもある、イライラしやすい、喉のつまり、生理前になると体の調子がおかしくなったり情緒的に不安定になったりする、生理前にお乳が張りやすい、手汗をかきやすい、便秘と下痢を繰り返す、急に寒くなったり暑くなったりする、上腹部に違に和感を感じることがある、気分にムラがある、顔がのぼせる

気滞(肝気鬱結)の基礎体温

気滞(肝気鬱結)の基礎体温の形の特徴は基礎体温がガタガタ(ギザギザ )しやすいという特徴があります

気滞(肝気鬱結)の基礎体温

中でも特に高温期がガタガタ(ギザギザ )しやすい人が多いです。

基礎体温の高温期がガタガタ

人によっては低温期からもガタガタ(ギザギザ)する人はいるかもしれませんけれども高温期のガタガタ(ギザギザ )しやすいのはかなり特徴的です。

そしてこのもともとガタガタ(ギザギザ)しやすいタイプの人が激しいストレスなどに見舞われるとガタガタ(ギザギザ)の低温期のまま基礎体温が上がらず2層に分かれない無月経の状態になることがあります。

基礎体温がガタガタで無月経

肝気鬱結と漢方薬による治療

気滞(肝気鬱結)に用いる生薬

気滞(肝気鬱結)に用いる生薬として代表的なものは柴胡、香附子や木香、厚朴、陳皮、薄荷、蘇葉など独特の香りを持った生薬(漢方的には理気薬)を用いるのが特徴です。

気滞(肝気鬱結)に用いる漢方薬

気滞(肝気鬱結)に用いる漢方薬として代表的なものは加味逍遥散や半夏厚朴湯などがあります

加味逍遥散・・・急に暑くなったり寒くなったりする、顔が急に暑くなったりする、情緒が不安定でやや怒りっぽい

半夏厚朴湯・・・喉の詰まりを特徴とする、気分にムラがあったり、情緒が不安定であることも多い

炒り麦芽・・・胸の張りが強い方に用いることが多い

気滞(肝気鬱結)の養生法

基本的に気分を発散させることが重要です

その方法は人によってまちまちなので一概には言えません。

運動して発散するタイプもいれば話をすることで発散できる人もいます。

大事なことは理屈ではなく自分が実際にやってみてスッキリするかどうかです。

早朝のストレッチは誰がやっても一定の効果があると思います。

気滞(肝気鬱結)の食養生

・薄荷(ハッカ)の入ったキャンディやガム

・柑橘系の果物、 ジャスミンティーなど 香りのあるもので自分が好みのものを食事の中に取り入れると良いと思います

・紫蘇・大葉など香りの強いもので好みのものは料理に薬味として使われると良いと思います。

漢方理論と基礎体温についてさらに詳しく知りたい方は➡基礎体温と漢方理論

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