このページは広島市にある漢方薬局ハーブスの非結核性抗酸菌症(肺マック症)に対する情報サイトです。
ここでは非結核性抗酸菌症(肺マック症)の概要、一般的な原因や特徴、西洋医学的な治療、東洋医学(漢方)から見た原因及びアプローチ法、
症例、関連ブログなどを載せています。ぜひ参考にしてくだい。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の症例・体験談
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さん体重が増え、咳の回数も減っています
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さん、2か月弱の漢方薬の服用で咳や痰、鼻水などの症状が改善してきています
肺マック症の患者さん、半月の漢方薬の服用で咳も痰も減っています
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さん、漢方服用一週間ですが、緑の痰も血痰も減っています
肺マック症(非結核性抗酸菌症)の患者さんの症状、少しずつ良くなっています
非結核性抗酸菌症(肺マック病)の治療薬の副作用による視力障害の患者さん少しづつですが視力改善しています
非結核性抗酸菌症(肺マック症)とは
非結核性抗酸菌症は肺マック症とか非定型性抗酸菌とか呼ばれています。
非結核性抗酸菌症は抗酸菌という酸に対して抵抗性を示す細菌の種類で、結核菌もその仲間の一つです。しかしこの名前の由来のとおりこの病気は結核菌以外の抗酸菌による病気ということになります。
結核菌ではないから安心ということではありません。非結核性抗酸菌症は抗生物質がほとんど効かず西洋医学的な治療は困難とされているのです。そしてその患者さん数は決して多くは無いのですが、年間3000名以上は罹患しているといわれています。そしてその数は徐々に増えてきているといわれています。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の原因
非結核性抗酸菌症(肺マック症)は当然非結核性抗酸菌の感染です。非結核性抗酸菌症を引き起こす代表的な菌はマイコバクテリウム・アビウム・イントラセルラーレです。その次にマイコバクテリウム・キャンサシーという名前の菌が多いです。これらで全体の9割を占めます。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の症状と特徴
罹患した最初の頃は自覚症状が全くない場合もあります。胸部の検査などで偶然見つかる場合もあります。自覚症状として最も多いのが咳で、それ以外に痰、血痰、呼吸困難、発熱、食欲不振、進行すると喀血などを生じる場合もあります。そしてこの疾患の多くは体力の低下や免疫力の低下で発症するケースが多いのですが、全く健康な方も発症するケースもあります。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)と結核
非結核性抗酸菌症(肺マック症)は結核とよく比較されます。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)と結核との違いについて、書いています。
非結核性抗酸菌と結核菌はいずれも抗酸菌という細菌の分類ですが、結核菌は人から人へ感染しますが、非結核性抗酸菌は人から人へは感染しません。また結核菌に比べ非結核性抗酸菌症(肺マック症)は病気の進行がゆっくりです。しかし結核菌に使うような抗結核薬はあまり効きません。そのため、治る数に比べ患者の罹患する数が多いため、患者数は徐々にですが増加してきているのです。これが結核と大きく異なるところです。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の一般的にな治療
治療は基本的に結核に準じた治療を行います。抗生物質である、リファンピシン、エタンブトール、ストレプトマイシン、クラリスロマイシンの4つの薬剤を同時に使用する方法です。薬剤をみると非常に強力ですが、実査に有効なのは全体の3割程度と考えられています。つまり約7割の患者は治らないわけです。通常感染症で抗生物質を用いる風邪であればほぼ100%治るわけですから、いかに非結核性抗酸菌症(肺マック症)の治癒率が低いかということがわかると思います。そしてこの4剤併用によってやはり3割強の患者さん副作用が出ることが明らかになっています。
それだけのリスクを背負っても、症状は徐々に進行し、患者さん数も漸次増えてきているのです。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)には漢方薬という方法があります
非結核性抗酸菌症(肺マック症)は西洋医学的には治療しても治療効果が得られない病院泣かせの疾患ですが、漢方薬局ハーブスでは非結核性抗酸菌症(肺マック症)に対し免疫力を上げるものに抗菌作用のあるものを組み合わせてアプローチしてゆきます。また非結核性抗酸菌症(肺マック症)で咳がひどい場合にはまず、咳を治療するか、咳の薬も併用していきます。ある程度線維化が進んだ場合には組織の再生を促すようなものを併用して治療してゆきます。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)のベースになる漢方薬による治療
上にも書きましたが非結核性抗酸菌症(肺マック症)で最もベースとなる漢方薬は免疫力を上げるものとなります。ただし免疫を上げるといわれる漢方薬はものすごくたくさんありますが、
非結核性抗酸菌症(肺マック症)に対する免疫力が上げることができる漢方薬は非常に限られますし、病院で出される保険適応の漢方薬では残念ながら効かないのが実情です。
咳が出る場合は咳の治療も行います
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さんは発症して初期の場合はさほど咳は出ないのですが、病状が進行してくると咳をするようになります。ひどくなってくると咳は夜も日中も問わず出るようになりますが、傾向としては夜中の咳が多い場合が多いのです。この咳を放っておくと、肺の影の部分が増えてきてしまいます。そのため咳の治療は重要になります。
さらに非結核性抗酸菌症(肺マック症)が進行して線維化が進んだ場合には線維化に対するものを追加で用います
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の症状がさらに進行し、線維化が進むと咳だけでなく呼吸の苦しさが出てきます。そういう場合は線維化に対するものを合わせて用います。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)患者さんは繊細な方が多い
これは非結核性抗酸菌症(肺マック症)患者さんの一つの特徴と言ってもいいかもしれません。非結核性抗酸菌症(肺マック症)かなり繊細でデリケートな方が多いとというのが印象にあります。そのため、非結核性抗酸菌症(肺マック症)そのものは初期であっても息苦しさを感じる方がかなりおられます。こういう場合は心因性のことが多いのですが、それが引き金で、咳や呼吸の状態が実際に悪くなる方がおられます。そのため、患者さんによってはこれに対する漢方薬を用いないといけない場合が多くあります。
非結核性抗酸菌症(肺マック症)関連ブログ
漢方薬を服用されて1か月たった非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さんが来られました
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この方は非結核性抗酸菌症(非定型性抗酸菌症・肺MAC症)ではないのではないか?
広島市の漢方薬局ハーブスは肺マック(非結核性抗酸菌症)の治療に強い薬局です
非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さんは広島市以外の呉市、東広島市、廿日市市、大竹市、三原市、竹原市、福山市、尾道市、府中市などからも来られます。また広島県外では山口県の方や島根県、愛媛県などからも患者さんが来られます。
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