非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さん、漢方服用一週間ですが、緑の痰も血痰も減っています|広島の漢方薬局ハーブス

非結核性抗酸菌症(肺マック症)の治療イメージ

60代後半の女性で非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さんが初回の漢方相談に来られました。

この方、この症状がひどくなったのは2年前からで、ひどいストレスによって夜眠れなくなって血痰が出るようになったそうです。

血痰は今までは年に3~4回程度しかなかったのですけれども、ここ最近になって月に一回くらい血痰が出るようになったため、心配になって漢方相談に来られたのです。

もう少し詳しくお伺いすると、症状は5~6月ぐらいから毎月痰と一緒に赤い血が出るようになって、それが月に1回以上あるそうです。

痰の量はものすごく多いわけではなさそうですが、横になると緑色の痰が出て、その痰を出すために咳が出るという感じのようです。

非結核性抗酸菌症(肺マック症)の患者さんは割と夜中、特に布団に入って温まると咳が出る人が多いのですが、この方の場合は、布団に入って温まらなくても、横になると痰がたまるため咳が出るみたいです。

そして、今日来られた段階でも痰に血が混じって、なおかつ痰の色は緑色だそうです。

漢方で非結核性抗酸菌症(肺マック症)の治療をする場合、まず基本となる治療があります。

それは体を元気にして免疫力上げて自分で菌に対抗できるようにしていく治療です。

漢方薬局ハーブスイメージ

それ以外にやらないといけないのは患者さんの症状に応じて、その症状を取り除くような治療です。

この患者さんの場合は、血痰に対する治療と緑色の痰を減らすようにする治療です。

痰を緑色にする原因というのは細菌の感染が主です。

一方、血痰というのは、漢方的に考えると瘀血といって血流が悪くなるために生じる場合が多いのです。

そのため、 緑色の痰に関しては痰を取り除いたり咳を止めたりするような漢方薬の中に抗菌作用のある生薬を加えるようなやり方をします。

また血痰に関して言えば、先ほどの痰を取り除いたり咳を止めたりするような漢方薬の中に血液をサラサラにしながら止血作用のある生薬を追加するようなやり方をするのが一般的なのです。

非結核性抗酸菌症(肺マック症)の改善イメージ

この方の場合は緑の痰と血痰が同時にあるわけなので、その両方に効く漢方薬を考えないといけません。

漢方薬というのは理論はもちろんあるのですが、理論だけではうまくいかないところがあって、漢方薬と生薬の相性みたいなものがあって全部を理論通りに合わせればうまくいくわけではないのです。

そこら辺が難しいところでもあり、面白いところでもあるのです。

それらを考慮に入れて 非結核性抗酸菌症(肺マック症)のベースとなる漢方薬と血痰と緑色の痰を取り除くような漢方薬の2種類を飲んでいただくことにしました。

ただし、血痰と緑の痰を取り除くような漢方薬に関しては、干自信がなかったため今回は一週間後に来ていただくことにしました。

そして一週間後、患者さんが来られて症状をお伺いすると、緑の痰の色も薄くなって血痰も減っているとのこと、ホッとしました。

ただ、この漢方薬を再度チェックしてみると、どうも患者さんに若干合ってない気がするので、 再度、考えてちょっとだけ薬の種類を変えて出してみることにしました。

そのため、また一週間で様子を見てもらうことにしました。

それでも一週間で漢方薬が効いてる実感を持たれたようで良かったです。

 

 

さらに、非結核性抗酸菌症(肺マック症)の症例や漢方治療に興味のある方は➡非結核性抗酸菌症(肺マック症)

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