意外に思うかもしれませんが、漢方薬って意外にもひざ痛に効くんです。
私はもともと整体もやっていて、ひざ痛は整体で治療していたのですが、整体の治療を止めて漢方治療で膝痛を治療するようになって、意外に良く効くことに最初驚きました。
もちろん漢方薬なので、整体治療程の即効性はないのですが、整体では難しいケースの膝の痛みにも漢方薬は有効なのです。
具体的には骨粗鬆症が原因の腰痛はヘタな整体治療を受けるよりも良いと思います。
漢方治療なので徐々にしか改善しませんが、しっかりとその患者さんに合った漢方薬を出すと、確実に良くなります。
ただし、骨粗鬆症の患者さんは食養生も重要です。
まずは牛乳を止めていただいて、近海の海産物(特に小魚)を摂るようにしていただくことが基本です。
あとは負荷をかけすぎないことです。
下りの階段はできるだけ使わないようにすることが重要です。
現在は膝の治療に5名以上通われていますが、全員良くなっています。
歩けないほどの重症や日常膝を酷使するような生活(仕事)でなければ1か月も服用されると随分改善される方が多いです。
ただ、ひざ痛の治療はどこの薬局でも得意というわけではないです。
中医学を学んでいたころは私は正直、膝の治療とかは苦手でした。
膝の治療は日本漢方のひざ痛が得意な師匠から学んだことが大きかったと思います。
なので、膝治療ならぜひ漢方薬局へとは言えないのですが、良い薬局で治療を受けると思った以上に早く改善するかもしれません。
良い薬局選びの一つの基準は一般論ではなく、膝痛をどのように考えてどう治療してゆくか?について明確に書いていることです。
瘀血(血流障害)の改善だけではひざ痛を改善するのは難しいケースが多いです。
そのため、ひざ痛を瘀血で治すと書かれているところは一見納得する内容なのですが、実際には難しいんじゃないか?と個人的には思います。
こういうことを参考にしてお近くの漢方薬局を探してみてください。