不妊治療には ザクロのように 眉唾のものもありますけれども 使ってみたらいいかもしれない可能性のあるものというものもあります。

その一つがインターパンチです。

そこで、今回のブログではインターパンチと早発閉経についてお話しします。

インターパンチとは

インターパンチは かぼちゃの種 車前の種 スイカズラの花紅花の花の園4つの生薬からなる 漢方生薬が入った健康食品です。

これの働きはマクロファージの活性化インターフェロンの3性能を高め免疫機能の調整ミルス作用などがあるという風に言われています。

インターパンチが不妊治療に用いられる理由は?

なぜこの免疫に関する健康食品が不妊治療に用いられるのかというと、インターパンチで胚の質を改善すると言われる論文が 大阪医科大学健康科学科 から発表されているためです。

論文の内容は 体外受精で何度も治療してもうまくいかなかった20人の患者さんに対してインターパンチを一日あたり1グラムから6グラム服用してもらいましたその服用の期間は生理開始日から 胚移植後の7日までという形で統一して行なったようです。

それを行った結果、今まで良好な卵子が一度も得られなかった4名が顕微授精が可能となり初めて胚移植実施することができたとあります。

また良好な胚の獲得率が増えて8名が妊娠したとあります。

こういう論文も正直言えばメーカー主導のものが結構多いのです。

そのため完全に全面的に信用することはどうかという部分もありますけれども、実際この商材は不妊治療で有名な漢方薬局でも使われています。

また不妊専門のクリニックでも 必須ということではなく紹介という形で使われていたりします。

今私が話した内容と言うのは山形にあるゆめクリニックと言うところの書いてあるものを抜粋したものです。

他にも インターネットでインターパンチ 大学論文 不妊 などの3語検索で検索すれば他にも病院クリニックの記事でや実際に使われている内容のもの出てきますので参考にしてみてください。

インターパンチは全員に有効?

私もインターパンチは薬局に置いていますけれども正直言えばそんなに積極的には使っていません。

個人的な見解としては全員に使えるものではないと思います。

私が使えるかなと思うのは高齢不妊で 卵巣の状況が悪くなってきているかなというようなケースです。

早発閉経の場合は20代30代前半ぐらいまでは正常だって30代の半ばくらいあたりからおかしくなってきたつまり高齢不妊が早めに来てなタイプには一部の人で使える人がいるのではないかと思います。

あまり関係ないのはストレスから突発的な生理不順になったような早発閉経の患者さんや、体重減少性無月経から移行した早発閉経の患者さんには使うのは無意味だと思います。

インターパンチ使用する患者さんのイメージは加齢に伴って卵巣内に小さなゴミがたまって、働きが鈍っているのをマクロファージを活性化させることでその貪食能を高め、卵巣内のゴミを食べでもらってお掃除して卵巣の働きを高めるイメージです。

そのため、小さなゴミがたまっていないような若い方はあまり意味がないと思うのです。

つまり全員に使えるわけではないのであまり個人で購入して使われるのはお勧めしないです。

けれども、もしお近くで インターパンチを使われているようなクリニックや薬局があれば相談してみるのも一つだと思います。

あと自分が実際に使ってみて感じるのはインターパンチだけではなかなか実際に妊娠率を上げたりするのは難しいように思います。

まとめ

何かの漢方薬なり何かの病院との治療法を併用する形でないとなかなか実際は難しいのではないでしょうか?

つまり魔法や軌跡を起こす類のものではないと思います。

でも用いる患者さんを選んで用法容量など、他の薬剤などとのバランスを考慮してもちいると結果がついてくる方もられるのではないかと思います。

それも含めてその商材を扱っている クリニック若しくは漢方薬局などで相談してみてください。

早発閉経の漢方療法についてはこちら