ブログタイトルだけでは何のことかわからないかもしれません。

3ヶ月半くらい前から、アトピー性皮膚炎のお子さんの漢方治療をしているのです。

2才位から現在までずっとアトピーで悩まれていたそうです。

しかし、漢方薬を服用されるようになって、来る度に改善されていったのです。

漢方治療を始めて2ヶ月くらい、あともう少しで、治療に一区切りつきそうかな?と思っていた時期のことでした。

実は私もずっと身体が痒かったのですが、治療できますか?

というご相談を、受けました。

この日は後にも相談が埋まっていたので、もし、パットみてわかるような問題なら治療しょうと思って、まずどこが、いつから、どういうとき痒いのか?聞いてみました。

そうすると、最初の出産後からなので、もう20 年近くになるそうです。

そして、痒い場所は、目の内側だそうです。

目の内側・・・あまり聞いたことこがない、というか、はじめてです。

もう少し詳しくお伺いすると、丁度、眼精疲労の時に自然と手がいくあたりの場所です。

お風呂イメージ

見た目は全くわかりません。

どういう時に痒いのかお伺いすると、最初はお風呂で洗顔した後だったそうですが、現在は日中も痒くなるそうです。

病院に行って検査もしたそうですが、特に問題ないそうです。

う~ん・・・

なんか、わかる気がしない感じです。

そこで、とりあえず皮膚アレルギーのツボでチェックしてみたのですが、やっぱりよくわかりません。

そこで、今回はお薬はお出しせず、次回、問診表を、しっかり書いていただいて、時間もしっかりとって漢方相談することにしました。

そして2週間後、再び来られた際に、改めて漢方相談をしました。

2週間経って、改めて問診表を書いて来ていただきました。

しかし問診表をチェックしてみてもはっきりとこれだと言えるような原因はわかりませんでした。

そうするとやはり重要になるのは最初に発症した時期です。

産後ということ、 そしてお風呂で洗顔したあと、 最初は産後の免疫力の低下によるカビの影響かなと思ったのですが、カビの反応出てくるツボにカビの反応は出ていないのでカビではないようです。

あと考えられるのは産後のうつ、もしくは産後の神経症です。

しかし、この患者さんと話した感じとしてはうつや神経症は発症していないような気がしました。

それでも精神疾患やストレスの反応の出るツボをチェックしてみることにしました。

そうすると、どうもこのツボの反応と目の反応が一致する気がするのです。

漢方治療イメージ

そうすると可能性としては産後の育児のストレスが原因となって痒みを出していた可能性を考えました。

そこでこの患者さんのストレスを緩和するのに良さそうな漢方薬を探してみることにしました。

そうすると一つ良さそうなものを見つけました。

それを服用していただいて様子をみることにしました。

そして、数日前この患者さんからTELがあり、コロナウイルスのこともあるので今回は送ってほしいとのこと。(この患者さん車で2時間くらいかかる遠方から来られているのです)

同じお薬で大丈夫なのかお伺いすると・・・

目の痒み随分良くなったそうです。

お子さんの方も変わらず調子が良いとのこと、とりあえず良かったです。

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