HPをみてご夫婦で漢方相談に来られました。
ご相談内容は妊活(不妊治療)です。
ご主人は40代で奥様がアラフォーです。
1年前から体外受精の病院に通われていて、すでに体外受精を3回されているのですが、奥様のAMHは1未満でFSHも20mIU/ml以上で卵巣機能が低下してきていることは間違いないです。
ご主人ですが、一応診断上は亡精子症ですが、精子の量は基準値よりぎりぎり少ない感じです。そして運動率は問題ありません。
そして、体外受精の今までの成績ですが、1回目は2個凍結保存、2回目の体外受精では1個も育たない、3回目の体外受精では結果待ちということでした。
あまり、良い成績ではないですが、体外受精で不妊治療をやっていくのであれば、ご主人の亡精子症は問題ないと思われました。そのため、男性不妊の漢方治療は必要ないと判断しました。
奥様の方は病院の検査データと体外受精の治療成績からも漢方的にいう腎虚(じんきょ)で年齢的な原因による卵巣機能の低下が間違いなくあると考えられました。
そこで、漢方的な問診、およびその他の東洋医学的なチャックを行い、この患者さんに合うと思われる漢方薬を3週間分出してみることにしました。

そして次にこられた際に様子をお伺いすると・・・
服用は特に問題がないそうです。
ただ、東洋医学的なチェックを行うと、2種類の漢方薬の配合を変えた方がよさそうだったので、その比率を変更しました。
そして次に来られた際に様子をお伺いすると漢方薬を服用すると胃の調子が悪くなるそうです。
確かに東洋医学的なチェックを行うと、胃に問題が出ているように感じました。
そのため、今まで服用していただいていた漢方薬はいったん中止としました。
ここで、今まで服用していた漢方薬の影響を排除するため、2週間程度漢方薬をお休みいただくことにしました。
急がば回れです。
こうして患者さんの身体を一回リセットしてから、もう一回先入観を除いてみなおしてみると、どうも情緒?自律神経系の乱れ?があってそれが不妊に関係している気がしました。
ちょうど、体外受精の移植周期と重なるからなのか?
ハッキリしたことはわかりませんでした。
でもその問題もひょっとしたら一過性?なのかもと思い、漢方薬は1週間分だけお出しして様子をみてもらうことにしました。
そして2週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・

妊娠検査薬で陽性反応が出たそうです。
そして現在も妊娠は継続されています。
良かったです。
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