患者さんが来られました。
この方は以前ご紹介で皮膚の痒みでご相談に来られていた方です。
過去の病歴などから、皮膚の痒みは体質的なものではないと判断して、数か月の治療で症状が落ち着かれたため、この皮膚の漢方治療は終了にしても良いのではないか?ということで、卒業されたのです。
そして改めてご相談に来られたのです。
今回の症状をお伺いすると・・・今回は頭痛だそうです、
実は前回のご相談の終わりの頃にも、頭痛があると言われたそうですが、私がそれは病気ではないから治療の必要はない的な事を言ったそうです。
でも頭痛はやっぱり我慢できないくらい痛いということでご相談に来られたのです。
私がそう言って、それでもご相談に来られるというのはよっぽどだなと思い、きっと自分に病的かどうか?の見落としがあったんだろうと思い、改めてこの患者さんお頭痛を見てみることにしました。
まずは主訴について詳しくお伺いすると、頭痛と肩凝りが酷いということで、どちらも我慢できないくらい辛いそうです。ご本人は頭痛と肩凝りのどっちが先に始まったか分からないそうですが、この2つはセットで症状が出ているように思われました。

肩凝りは慢性的小学校の頃からあったそうです。そしてずっと凝っている感じで、場所は首と肩の交わる点辺りが特に辛いそうです。
頭痛は約20年前から出て、ずっと悩んでいるそうです。
さらに、肩凝りの原因と頭痛の原因についてお伺いしたところ、肩こりの原因は自分では分からないそうですが、頭痛の原因は肩凝りではないか?と言われていました。
頭痛は2~3日に1回は起こり、痛み止めを飲まないととても耐えられないくらい痛いそうです。
つまり、月の10~15日くらいは痛くて痛み止めを服用しているという事でした。
そして、痛みは一旦起こるとずっとなかなか治まらないのだそうです。
痛みの場所はこめかみの部分で締め付けるように痛いのだそうです。
これくらい酷ければ、きっと漢方治療は必要だと思われました。
そこで、さらに東洋医学的な問診や、それ以外の東洋医学的なチェックを行い、この患者さんのこめかみ痛に合うと思われる頭痛の漢方薬をチェックしてみました。

そうすると、この患者さんには、生真面目な人が自分自身を追い込んで緊張状態が続いて、その結果生じる頭痛を改善させるような漢方薬が合っているように思われました。
そこで、その漢方薬とりあえず2週間服用していただく事にしました。
そして2週間後来られた際に症状をお伺いすると・・・
この2週間は痛み止めを飲まないといけないほどの痛みは無かったそうです。
そして肩こりも軽減しているそうです。
2~3日に1回頭がだるくなるくらいだったそうです。
良い調子みたいだったので同じ漢方薬をお出しししてまた2週間後に来ていただくことにしました。
そして2週間後来られた際に様子をお伺いすると、随分調子が良いそうです。
この2週間で2回しか痛み止めを飲まなかったそうです。
そして1日1回飲めばそれて十分だったそうです。
つまり、約1ヵ月で2錠しか痛み止めを飲まなかったということでした。
1か月あたりだと何十錠も痛み止めを飲まれていたため、かなり良くなったと実感されたみたいです。
そのため、漢方薬は同じもので継続していただくことにしました。
それからも2~3週間間隔でご相談に来られていますが、たまに天気の悪い日には少し頭が痛くなるそうですが、痛み止めを飲むほどでないそうです。
肩凝りも随分減って調子が良いそうです。
漢方治療を始めてから約5か月、最初の1ヵ月以降は痛み止めを飲まれていないという事ですので良かったです。
さらに
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