早発閉経の個人的な治療分類について

早発閉経と一口に言っても、いくつかのタイプに分かれるように思います。

これは私が今まで治療をしていく中で感じてきたことです。

早発閉経の中で一番多いのは本来45歳から50歳の間に閉経するのが30代前半から40代前半ぐらいにかけて来てしまったケースだと思います。

つまり生殖器(子宮・卵巣)の老化が10年前後早めに来てしまったタイプです。

10年も早く来てしまったことは大変なことですが、しかしこのタイプが一番治療はしやすいと思います。(さまざまなサイトに早発閉経を乗り越えて妊娠された体験談の年齢をチェックしてもらうと圧倒的に35歳~43歳までの方が多いのです。確認してみて下さい。)

次に多いのが ストレスによって生理不順になり、無月経が続き、それが1年以上続いて実質的に閉経となってしまったタイプです。

このタイプもかなり難しいですが、ストレスに関する漢方的な治療と生殖器系の漢方的な治療をうまく行えば回復してくる可能性はあります。

今まで経験した中で一番難しいタイプが若年性の早発閉経です。

この若年性の早発閉経がなぜ難しいのか?

それは第二次成長期の途中で生理が止まったために生殖器の子宮や卵巣が未成熟のままのケースがあるためです。

この状態であるとなかなか治療は難しいかもしれません 。

しかし若年性の早発閉経であっても、卵巣や子宮の機能が 正常であれば可能性はあると思います。

生理が始まったころから生理不順で、生理はあまり来ないけれどもたまには来る。

そのような状態を何年も繰り返して20代後半くらいから本格的に生理が来なくなり、早発閉経になってしまった場合は、たぶん卵巣や子宮などの生殖器は未成熟ではないはずのなので、基本的には治療は可能なはずです。

どのようなタイプの早発閉経でも共通して言えることはあります。

それはできるだけ早発閉経に気づいた段階で早く治療を開始することです。

治療を行うことによって、卵巣が子宮などの生殖器が萎縮を防ぐことができます。一度生殖器が萎縮してしまうと回復させるのに非常に難しくなります。

そのためまずはできるだけ早く産婦人科などの医療機関には受診された方が良いと思います。