早発閉経で妊娠・出産された患者さんの話を書きますエピソード5

そして2週間後再び早発閉経の患者さんが来られました。

FSHは12まで下がってきましたが、逆にE2も低くなってしまっているので、セロフェンが10日分出ましたとのことでした。

そして2週間後に再び患者さんが来られました。

セロフェン服用後の血液検査の結果はE2が200越えで、FSHは約68と高い値です。

ところが・・・卵胞が育っていて現在20mm弱まで成長していました。

正直驚きました。

こんなにFSHが高い状況でも卵胞が育つことがあるんですね。

そして急きょ明日採卵になったそうです。

漢方的な所見としては、特に変りもなく、今服用している漢方薬で引き続き改善できそうなので、そのままのお薬を2週間分お出ししました。

2週間後来られた時には、採卵した段階では卵は未熟卵と言われたそうです。と

ころが病院での処置によって成熟して顕微授精を行い、受精したそうです。

正直すごいです。

今までずっと卵さえ育たなかったのに、顕微授精で受精するまで行くとは・・・出している漢方薬も変わっていないということは漢方薬も結構合っているのですが、病院の治療もすさまじく良いのだと思います。

しかし残念ながらこの受精卵は5分割の段階で止まってしまいました。

この時の病院でのFSHの値は60くらいだったそうです。

現在の東洋医学的な状態としては薬が合っているため、少しずつですが確実に体質が改善してきています。

そして今出している漢方薬でまだ大丈夫そうなので継続して同じものを2週間飲んでいただくことにしました。

そして2週間後来られた際は特に不妊治療専門クリニックでは進展がないとのこと。

うちの薬局でも漢方薬は引き続き合っているし、特別大きな変化もないため、そのまま引き続き同じ漢方薬を2週間出しました。

そして2週間後、不妊治療専門クリニックでの治療に関して、さほど大きな進展はないようです。

ということで、いつものごとく、漢方的に今の状況をチェックして、今飲まれている漢方薬が合っているかどうかを確認します。

そうすると・・・今日は少し、飲んでいる漢方薬にズレを感じます。同じ薬をもう2週間継続するか、それとも新しい薬に変えるか?迷います。

そもそもこの方の今の状態に合っている新しい薬をうまく見つけられるかどうかの問題もあります。

とりあえず気功でチェックしてみることにしました。

そうすると・・・今まで飲んでいた漢方薬の類方(漢方薬の中に入っている生薬の配合が似ている薬)でいけそうな感じがしました。

そこでここで2種類のうち1種類を変えてみることにしました。

それでまた2週間様子を見てもらうことにしました。

早発閉経妊娠イメージ

早発閉経で妊娠・出産された患者さんの話を書きますエピソード6

2週間後早発閉経の患者さんが再び来局されました。

体の調子をお伺いすると、特に漢方薬が変わって違和感などはないとのこと。

それから病院での治療の進捗状況をお伺いすると、とりあえず特別な変化はないということでした。

そのあと、気功でチェックしてみても問題はなく、体質は改善傾向にあると思ったので、そのまままた2週間継続してもらうことにしました。若葉

そしてさらに2週間後、患者さんが来られたので、体の調子などを伺いました。

体の調子は特に変化も問題も感じないとのこと。

次に病院での治療で何か変化がなかったか?

尋ねました。

そうすると・・・また突然、卵胞が育っていて、2個採卵できたそうです。

お~!!すごい!!しかし2個のうち一個はうまく受精せずだったそうです。

でも残りのもう一つはうまく受精して7分割まで分割したそうなのですが、その後分割が停止してしまったため、結局凍結保存までには至らなかったそうです。

それでも徐々にですが、なんとなく体の状態が上向いている感じがします。

よい傾向だと思います。そして今度は気功的なチェックを行います。

そうすると・・・体の状態はやはり良い方向に改善していると感じましたし、薬もまだ今の漢方薬で合っている気がしました。

そこでこのまま継続で2週間様子を見てもらうことにしました。

そしてまた2週間後再び早発閉経の患者さんが来られました。

体の状態をお伺いすると、特に問題はないとのこと。

病院での治療経過については、FSHは10を切った状態だが、E2が5以下で上がってこないそうです。

そこで気功によるチェックを行うと・・・漢方薬がずれてきている気がします。

そこで漢方薬を変更することにしたのですが、なかなか会う漢方薬が見つかりません。

相談時間を少しオーバーして見てみたのですが、やはり合う薬が見つかりません。

そこでやむを得ず2種類のうち1種類抜いて、1種類のみ継続で服用していただくことにしました。

そして次回の血液検査は、もろもろの事情で、広島の不妊専門クリニックでしてもらうことになったそうです。

漢方は1種類継続で2週間様子を見ることにしました。

再び2週間後、早発閉経の患者さんが来られました。

その後は体調的には特に変化がないそうです。

そして病院の治療も特に大きな変化はないそうです。

そのため再度ずれてきた薬の代わりの漢方薬を探すことにしました。

やはり時間をかけてみましたが、やはりぱっとするものが見当たらず・・・結局前回と同様、1種類のみ同じ漢方薬を2週間服用してもらうことにしました。

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早発閉経で妊娠・出産された患者さんの話を書きます4

 

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