このページは広島県西区にある漢方薬局ハーブスの高血圧に関する情報ページです。
ここでは高血圧の定義、高血圧の一般的原因、症状、漢方的な原因、治療、症例、体験談などについて書いています。
高血圧の定義
高血圧とは病院で検査した際に収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上のものをいいます。
※拡張期血圧、収縮期血圧どちらか一方だけが高くても高血圧になります。
高血圧の分類と原因
高血圧は大きく本態性高血圧症と二次性高血圧に分類されます。
本態性高血圧
高血圧のほとんどは本態性高血圧で原因ははっきりこれとはわかっていません。
喫煙やストレス、肥満、塩分の過剰摂取、生活習慣、加齢、遺伝的要因等々が複合的に影響しているのではないか?と考えられています。
二次性高血圧
二次性高血圧とは原因のはっきりしている高血圧です。
腎性高血圧(腎臓の病気が原因で生じる高血圧)
腎血管性高血圧(腎臓の血管が原因で起きる高血圧)
内分泌性高血圧(ホルモン分泌の異常が原因で起こる高血圧)
薬剤性高血圧(ステロイドホルモンや抗がん剤などが薬剤が原因となって起きる高血圧)
高血圧の症状
高血圧は症状が全く出ない方も多くおられます。
しかし、症状が出ない間に病状が進行してゆくことから、高血圧をサイレントキラーと呼んだりします。
症状として出てくる場合、最も多いのが頭痛です。
それ以外に、吐き気やめまい、緑内障などが引き金となる視力障害などを引き起こすことがあります。
高血圧の症例・体験談
2週間の漢方薬服用で、血圧が20下がり、頭痛もほとんどなくなりました
出産直前の妊娠時高血圧症(妊娠中毒症)の患者さん何とか症状が改善しました
更年期障害由来の高血圧が原因のめまいと動悸、1つ峠を越えました
高血圧の患者さんの秋ぐちからの血圧上昇の原因は○○だった!!
高血圧の治療と漢方薬
高血圧を漢方的な原因で考えると、瘀血、気滞、気の上衝、血熱など等様々な問題が複合しておきています。
そのため、これら漢方的な原因を改善するような漢方薬を服用することが高血圧の治療になります。
ただし、それぞれの患者さんの体質に合った漢方薬を服用されることが何より重要です。
代表的な漢方薬
瘀血・・・桂枝茯苓丸
気滞・・・四逆散
気の上衝・・・苓桂朮甘湯
血熱・・・黄連解毒湯