ここでは実際に妊娠された患者さんの不妊治療体験談に共通する妊娠するための7つの重要ポイントに絞って説明します。
このページを読んでいただきたいのは不妊治療を始められる方、現在、不妊治療をされている方、不妊治療がうまくいかず、もうあきらめようか悩んでいる方です。
実際に妊娠された不妊治療患者さんの体験談をもとにそのエッセンスを取り出しているので真実が多数含まれています。
なぜ不妊治療体験談の内容が重要なのか?
それは実際に妊娠された患者さんの真実が書かれているからです。
一般的にこうしいたらいいよという一般論でなく、本当に実践してそうなったという事実が大事なのです。
その中にこそ妊娠する本当の秘括が隠されているのです。
不妊治療体験談(実際に妊娠した患者さんが書いた)に 共通する 7つの重要な事実とは
不妊治療に関しては目新しいことを次々やるより、当たり前のように思えることでも、実際に妊娠された方のやっていたことやってみることの方がはるかに効率的で効果的なのです。
何故ならその方たちはそれをやって実際に妊娠されたわけです。それ以上の説得力はありません。
ただしここで重要にとなるのは自分にそのやり方が合うのか?ということです。
その点に関してだけは注意し読んでてみてください。
ポイント1 漢方薬局や治療院をコロコロ変えない
不妊治療で漢方薬局や治療院などを併用する不妊症の患者さんは多いですが、妊娠されている患者さんは、あまり変えていない方が多かったです。
非常に短い頻度でコロコロ変える方はなかなか結果が出にくいです。
それはなぜかというと、特に不妊症の場合、体の状態が変わってくるのに時間がかかるからです。
細胞のターンオーバーを考えると最低でも3か月以上はかかります。不妊治療だとさらにもっとかかります。
そのため最低でも半年、できれば1年くらいは治療法を変えないようにしてもらいたいと思います。
※ただし、通っている漢方薬局や治療院の治療で調子が悪くなったり、不審に思うことがあったりすればもちろん変えたほうが良いです。
ポイント2 身体に合っている漢方薬を服用する
とても重要なことですが、自分自身ではなかなかわからないことですね。
身体に合った漢方薬を服用するためには一つには信頼できる漢方薬局を選ぶことが大事になってきます。
そういう漢方薬局を見つけるには、知人の紹介が一番安心だとは思います。
それ以外にはネットの口コミ、妊娠している症例の数なども重要になってくると思います。
私の経験からいうとすべての人に対して本当に合う漢方薬を見つけるのは非常に難しいです。
しかし、その漢方薬をあきらめずに探し続け、うまく見つけることができた時には確実に妊娠に近づくものと確信しています。
ポイント3 ネットの情報に振り回されていなかった
すっと妊娠されるような方は漢方薬と病院とか、割合シンプルに治療されています。
そうすると体の状態は変な方向には行きにくいと思います。
不妊治療の患者さんの中には様々な情報をネットから得て、それに振り回されている方がおられます。
そういう方は、そういう情報に振り回されなくなってくるときに妊娠されたりします。
本当にネットの情報は都市伝説のような情報が多いのです。
ポイント4 当たり前のことをちゃんと続けていた
身体に良いといわれるものはたくさんありますが、何より大事なことはそれが当たり前の事であっても続けることです。
それで妊娠できるということはないですが、妊娠しやすい身体づくりのベースになるものです。
妊娠された患者さんはここのところはみんなしっかりできたいたのです。
この中で基本中の基本ですが、大事なことについて書いておきます。
朝ごはんを食べる
朝ごはんを食べるのは不妊治療の養生法(生活上の改善点)の基本です。
特におすすめは味噌汁とごはんです。
特に味噌汁の味噌は発酵食品で極端に塩辛くなければ、身体を温める働きがあります。
そして冷蔵庫の残り物をたくさん入れれば非常にバランスのとれた食事になります。
お風呂につかる
お風呂に入る(湯船につかる)のも不妊治療の養生法(生活上の改善点)の基本です。
これも基本中の基本ですが、冷え症の方の中にもお風呂に入っていない方が多くおられます。
シャワーだけで済ませていて、漢方薬で冷え症を治したいという発想では症状はなかなか改善しないと思います。
そしてお風呂の効果はそれだけでなく、全身の血流が同時に良くなるわけですから、服用した漢方薬を身体のすみずみまで巡らせることができるのです。
出された漢方薬を飲み忘れない
一回も飲み忘れるなとは言いませんが、出した漢方薬の半分くらい飲み忘れる患者さんが中にはおられます。
こうなると、まず改善は見られません。
ポイント5 妊娠、妊娠と妊娠にあまりにこだわっているときには不思議とに妊娠しない
妊娠したくて不妊治療をしているわけなので、そのことを全く忘れることなどできませんが、朝から晩まで妊娠の事が頭から離れないような人は妊娠しにくいです。
それがなぜかといわれると難しいのですが、
その部分から意識が離れると不思議と妊娠される方が多いのもまた事実です。
ポイント6 今までと違ったことをする(今まで同じようなやり方を繰り返してきた人などに関して言えることです)
ポイント1ではあまり変えるなと書いているので、矛盾するんじゃない?
と思われる方もいるかもしれませんが、不妊症の患者さんの中には、ずっと言われるまま、同じ治療を続けている方もおられるのです。
基本的に続けること自体が悪いわけではありません。
ただ同じ治療、例えばずっとタイミング治療をしていた方がご主人には特に問題がないけれども人工授精をしてみたら妊娠したということもあります。
昔の言葉で言えば、「押してダメなら引いてみろ」ということだと思います。
ポイント7 四十歳以上の高齢不妊や早発閉経などの卵巣機能の低下した患者さんは病院選びも重要
年齢的にも若く、卵巣の働きに問題が無ければ、そこまで病院の治療に極端には影響を受けない気がします。
しかし、卵巣機能が落ちてくると話は別で、病院選びを誤ると、妊娠の可能性は一気に低下します。
そのため、病院選びは吟味する必要があります。
41歳でAMH(卵巣年齢)が0.48でしたが妊娠しました!!
まとめ
いかがでしたか?
このページでは不妊治療体験談(妊娠された不妊症患者さん)に共通する7つの重要ポイントに絞ってお話してきましたが、
ここに書いてることの中には 当たり前の事、納得できること、一見、矛盾する話に思えることもあると思います。
それは人によって体質も違いますし、置かれている状況やもともとの環境、性格などもひとそれぞれ異なるからです。
最終的に大事なことは今までうまくいかなかったのであれば、今までと違う考え方で取り組んでみたり、現在の自分に向き合って、今の自分に合ったものを判断してゆくことです。
これは一見非常に難しいことのように思えるかもしれませんが、案外そうではないのです。
その一つの考え方は、少しだけ今までと違うことをやってみるということです。
例えば、基礎体温を欠かさず毎日つけていた人はしばらく基礎体温をつけるのを休んでみるとか、不妊治療を始めてからずっと禁酒していた人はたまに飲んでみるとか、
今まで整体に通っていた人は鍼灸に治療法を変えてみるとか。
いままで職場と家を往復していた人は、家に帰ってから家の周りを1周するとか、そんなレベルでいいので変えてみるのです。
そしてそれを続けてみる。
そんなささやかな違いが1年とかのレベルでとらえた時、大きな変化となって現れたりします。
もちろんそれは人それぞれ違いますし、その何を変えるべきかわからない方も多いと思います。
そんな時には私どもの方へ直接お電話いただければアドバイスできることがあると思います。
漢方薬局ハーブス