更年期障害(不正出血・生理不順等)の患者さん改善しています

鼻炎・喘息改善イメージ

紹介で患者さんが来られました。

症状は主に生理不順と不正出血、それと関連するかどうかはわかりませんが、からだのだるさです。

それ以外に気になる症状としては咳と喘息があるそうです。

これらの症状いつごろから出始めたのかお伺いすると、約1年前くらいからだそうです。

これらの症状の出始めた原因に心当たりがあるかお伺いすると・・・更年期障害ではないか?といわれていました。

確かに年齢も40代後半で閉経の平均年齢に近づいてきていますし、生理の乱れを考えてもその可能性が

高いように感じました。

また、だるさ(疲労倦怠感)もこの生理不順が起こり始めた同時期に症状が出るようになったので、その可能性は高いように思われました。

次にこれらの症状についてもう少し細かくお伺いすると、生理不順に関してはもともと30日間隔でキチッと来ていたそうですが、1年前から来たり来なかったりになったそうです。

現在も生理が2か月近く来ていない状態が続いており、3週間前から生理とは異なる少量の不正出血が続いているそうです。

ただ、少し気になったのは、不定期で生理が来るときの生理の量がこの1年間は増えてきているそうなのです。

これに関しては今後経過を観察してゆくことが必要だと思いました。

次にだるさ(疲労倦怠感)ですが、本当にキツいらしく、午前中は何もできないということでした。

それ以外にも漢方の体質を見極めるため、いくつもの質問を行いました。

そしてさらに東洋医学的なチェックも併せて行いました

その結果、やはり更年期障害の可能性が高いと思いました。

漢方治療イメージ

そこで、この患者さんに合うと思われる漢方薬を2週間飲んでいただくことにしました。

そして2週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・

漢方を飲み始めてすぐに生理が来て、生理が今までと同じように1週間続いて止まって以降不正出血はピタッと止まっているそうです。

また、だるさ(疲労倦怠感)に関してですが、今までは午前中だるくて動けなかったのが、だるさが減って動けるようになったそうです。

なんだかちょっと出来過ぎですが、たまにはこういう事もあります。

まあとりあえずは良かったです。

さらに更年期障害に興味のある方はこちら⇒更年期障害

 

 

この記事の筆者

広島の漢方薬局の先生写真

漢方薬剤師 谷 裕一郎

・薬剤師

・中国政府認定国際A級中医師

・JCC認定カイロプラクター

・東洋医学会会員

・関東伝漢研会員

広島の漢方薬局ハーブスでご相談をお受けする谷裕一郎です。国際A級中医師の資格を持つ漢方薬剤師です。

じっくり 懇切 丁寧 をモットーに、漢方のスペシャリストとして誠心誠意皆様の健康のお手伝いををいたします。

20年間漢方薬剤師として、生薬・漢方薬の調合、処方をしております。漢方薬局ハーブスは開局15年目になります。

漢方は万能とはいいませんが、あらゆる症状・疾患に対応することができます。どのようなお悩みでもご相談にのることができます。ひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。

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薬局長 谷 裕一郎
設立日
2005年5月21日

実力薬局100選にも選出されております。

全国実力薬局100選「子宝部門」受賞
全国実力薬局100選「漢方・相談薬局部門」受賞