記憶力の低下や頭がぼーっとするという更年期障害の患者さん改善しています|広島の漢方薬局ハーブス

更年期障害の漢方治療イメージ

およそ3ヶ月前に更年期障害の漢方相談に来られた患者さんが再び来られました。

この方最初に来られた時、更年期障害の症状でも少し変わった症状に悩んでおられました。

主訴は記憶力が低下してきている、頭がぼーっとするでしたか、それ以外に落ち込みやすかったり逆にカリカリする、睡眠の状態が良くないなどがあるそうでした。

更年期障害で一般的に多いのはホットフラッシュと呼ばれるような急に暑くなったり寒くなったりする症状や急にイライラしたりおこりっぽくなったり、落ち込んだりするような情緒的な問題が一番多いのです。

しかし、この方の場合は記憶力が低下して来ていることや、頭がぼーっとすることなどが非常に気になっているようでした。

更年期障害以外に何か別の病気がないのか確認したところ、子宮内膜症の一種のチョコレート嚢胞があるとのこと。
それ以外は特にないそうです。

現在、病院に通われているのかどうかと、サプリメントや漢方薬を何か飲まれていないかを尋ねたところ、病院には現在、通われていないということでした。
そしてサプリメントは飲んでいないのですが、漢方薬は桂枝茯苓丸と紅参という高麗人参 の一種を別の漢方薬局で出されて飲まれているとのことでした。

これらを参考にして、さらに漢方的な問診をしていきました。

そうすると生理周期が以前は28日周期だったのが、現在は25日周期になっていることと、生理の量が以前は多かったが、最近は少なくなってきているとのことでした。

そして舌診と言って舌の状態を見てみると、舌の裏に怒張といって舌下静脈が強く浮き出ていました。

これは漢方でいう瘀血という状態がある決め手になるものなのです。

ここでまず気になったのが、2年前から桂枝茯苓丸というこのおけつを取り除く漢方薬を服用されているにもかかわらず、おけつがある決め手となる舌下静脈の怒張が酷かったということです。

つまり瘀血のための漢方薬は効いていないということなのです。

そのため、この漢方薬はとりあえず、お休みしていただくことにしました。

そして先ほどの問診の中からこの方は全体的に血が減ってきている状態というふうに考えられます。(生理の量が減ってきている、生理周期が短くなってきている)

つまり漢方でいう、血虚があるというふうに考えました。

そこでまずは血虚を改善する漢方薬をとりあえず2週間服用していただいて様子を見ていただくことにしました。

2週間後に再び来られたときに、体の様子をお伺いしたところ、 頭の重さぼーっとする感じは少し良いそうです。
そして前より少し眠れるようになったそうです 。

しかしまだ落ち込みやカリカリするところや 記憶力の低下は変わっていないそうです。

せれらの話から全体的な方向性としては間違っていないだろうと判断し、さらに2週間同じ漢方薬を続けてもらうことにしました。

そして、また2週間後来られたところ、頭の重さは少しずつ良くなってきているということでした。

そして眠りに関しても、毎日途中で目が覚めるけれども、前より眠れる感じになってきているそうです。

そして記憶力の低下も若干改善されているそうです。

ただし、落ち込みやカリカリするところはまだ変わっていないそうです。

そこで、さらに同じお薬を1ヶ月ほど続けていただくことにしました。

そしてさらに一か月後に来られた時に、再度更年期の症状に関してお話をお伺いすると、前回と同じような感じで少しずつ改善しているとのこと。
眠りも前より眠れるようになっているし、記憶力は眠れるようになったぶんだけ良くなっている気がするそうです。
そして眠りに関しては、途中でやはり起きてしまうけれども、また眠れるので、日中の眠気も減ってきていて状態は落ち着いているとのことでした。
そこでさらに1ヶ月間同じものを続けていただくことにしました。

そして1ヶ月経った今日、また相談に来られたのです。

症状の変化をお伺いすると頭のボーッとする感じは少しずつ減ってきているそうです。

眠りに関しては、最近暑すぎて、それが原因で眠りにくいそうです。

けれども、更年期障害が原因での眠りにくさではないそうです。

記憶力に関しても眠りが少し良くなかった分だけ良くなかった感じだそうですけれどもこれは暑さと原因はっきりしているので、心配していないということでした。

全体的な状態はやはり改善しつつあるようです。

良かったです。

さらに更年期障害の体験談や更年期障害の漢方治療に興味のある方は⇒更年期障害

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