このページは広島の漢方薬局ハーブスの提供する精子過剰症に関する情報ページです。

精子過剰症とは

精子なんて多い方がいいように思いますが、あまりに多いとそれはそれで問題が出るようです。

この精子過剰症の場合は精子の量が正常の倍以上あって精子が数個で固まってしまっていたり、精子どうしがくっついて変形してしまっていて、本来の精子の働きをしないことが多いため、妊娠に障害となってしまうものです。

精子過剰症の原因

精子過剰症の原因ははっきりとはわかっていないようですが、喫煙や飲酒を控えるようにという指導はされるみたいです。

精子過剰症の病院での治療

精子過剰症そのものを治療することよりも、不妊治療で体外受精でなく顕微授精を勧められるケースが多いようです。

漢方から考える精子過剰症の原因

漢方的に精子過剰症を考えると身体に熱が過剰に溜まっている結果(実熱症)の可能性が高いと思います。

そのため治療原則としてはその熱を冷ますことが治療になると考えられます。

そしてその熱を生じる原因の可能性としてはストレスや精神的な問題、食事の問題(暴飲暴食、過剰な飲酒や高カロリーの食事、激辛の食べ物の摂取)などが考えられます。

この部分を改善しなければ身体の状態も改善しないのではないかと思います。

あと考えられる原因としては陰虚(身体の水分不足)です。精液がねばねば状態にあると考えられます。

この原因としては加齢や上記したような熱状態が長く続いても生じる可能性があります。

それ以外に考えられるのは性病などの感染症です。

これは漢方的には湿熱といいます。

患部に膿を伴うような問題があれば斯の可能性があります。

精子過剰症の治療と漢方薬

あくまで一般論としてです。

ここに書く漢方薬は合わなければ(原因が異なっていれば)反って調子を崩す可能性があります。

お近くの漢方薬局などでご相談ください。

実熱症・・・黄連解毒湯など
陰虚・・・六味地黄丸系統の地黄製剤
湿熱症・・・竜胆瀉肝湯系統