基礎体温のつけ方(書き方)の基本と基礎体温に影響する要因|広島の漢方薬局ハーブス

基礎体温のつけ方(書き方)の基本と基礎体温に影響する要因

基礎体温のつけ方(書き方)と基礎体温に影響する要因について書いています。

ここでは基礎体温のつけ方(書き方)の基本と基礎体温を日々つけていて疑問に感じていること(EX:早起きすると基礎体温どうなるのか?等々)についてまとめて説明したいと思います。

そして、その疑問を残したまま、その内容を記録せず基礎体温を漢方薬局などでチェックしてもらった場合、最終的にどんなことになってしまう可能性があるのか?について具体例を入れてわかりやすく書いています。

そして、この内容は現在病院や漢方薬局などに通われていなくても将来そういう場所で基礎体温を診てもらう際にとても重要になってくる内容ですので、最後まで読んでみてください。

この内容は20年にわたって、基礎体温をもとに不妊治療を行ってきた漢方薬剤師としての経験に基づくものです。

基礎体温のつけ方(書き方)の基本

基礎体温のつけ方(書き方)の基本

基礎体温はできるだけ毎日測定する

これは基礎体温を付ける前提となるものですがとても重要です。

特に低温期から高温期への移行期間から高温期、生理が来るところまでは不妊治療で漢方薬を選択する際にとても重要なポイントになります。

そこまではできるだけ毎日測るようにしてください。

基礎体温はできるだけ同じ時間に測定する

これも基礎体温をつけていく前提条件のようなものですが重要です。

起きる時間が早かったり遅かったりが交互に来れば基礎体温はギザギザしたものになります。

これも後で出てきますがこれは自律神経失調症の時に現れる基礎体温と見間違ってしまいます。

そのため、できるだけ同じ時間に測定するようにしてください。

基礎体温はできるだけ毎日記録をつける。

基礎体温を毎日計測していても、毎日記録していない方は案外おられます。

最近の基礎体温計は値段はしますが、測定すれば勝手にスマホやパソコンのソフトにデータが転送されるものもあります。

それはそれでいいのですが、毎日記録しないとその日に何があったか忘れてしまうのです。

後で出てできますが、早起きする、しないは基礎体温の温度に間違いなく影響を与えます。

それを記入していないと、卵巣機能が衰えてきているとして誤診しまう可能性があるのです。

そのため、測定して、何かいつもと違うことをしたら必ず記録をするようにしてください。

基礎体温を測っていない日は線でつなげない

測っていない日はグラフの線をつなげないようにしてください。

これもたまたま測っていない時が基礎体温が高い可能性もあるし、低い可能性もあるのです。

それをつなげてしまうと誤診の原因になります。

基礎体温に影響する要因

 

起床時間と基礎体温

早く起きた時は必ずメモしておいてください。

早起きした場合、基礎体温はいつもより低めに出ます。

そのため特に高温期にたまたまいつもより早く起きた時の日にちのところに必ずメモをしといてください。

何の説明もなく高温期の期間に1日だけ下がった基礎体温を見ると軽度の黄体機能不全と勘違いしてしまいます。

そうすると黄体機能不全に合うような漢方薬を出してしまう(漢方薬を変更してしまう)可能性があるのです。

飲酒(お酒)と基礎体温

飲み会(飲酒)した時にもメモをしといてください

通常お酒を飲むと、翌日の基礎体温は高めにでやすいのです。

一回、お酒を飲んだくらいでは基礎体温のチェックに影響は出ませんが、お酒を飲む日と飲まない日が1日おきに続くような場合は話は変わってきます。

このような状況で基礎体温をチェックすると基礎体温の高温期がギザギザになります。(飲んだ翌日高温、飲まない日やや低め)

これは自律神経失調症やPMS(月経前症候群)の患者さんでそれが不妊症に影響している場合に出てくる基礎体温の形に近いものになってしまいます。

もしその説明がなくて、基礎体温だけを読んで漢方薬を決めると、本来この方に出すべき漢方薬でなく自律神経失調症やPMS(月経前症候群)の薬を誤って出してしまう可能性があるのです。

電気毛布・電気カーペット、湯たんぽなどの暖房器具

電気アンカや湯たんぽ電気毛布、電気カーペットなどを途中から使用するようになったら、それも基礎体温に記録しておいてください。

電気毛布をすると体温が高めに出やすくなります。

もし基礎体温がもともと低くて漢方治療を始めてからこれらの暖房器具を使うようになったら、漢方薬が効いたと勘違いしてしまう可能性があります。

仮に漢方薬の効果が不十分であった場合、基礎体温は低いはずなので、漢方薬を違うものに変えなければなりませんが、高温期が36.7℃以上になっていたら漢方薬が合っていると勘違いしてしまいます。

また37.0℃を超えるようになった場合は漢方薬が効きすぎかもしれないと薬を変えたり、冷やす漢方薬を加えてしまう可能性があるのです。

このような誤った判断をしないためにも温熱器具を途中から使うようになった場合は、直接伝えるか、基礎体温表に記入しておいてください。

※使い捨てカイロは身体に貼る位置とカイロの大きさや数にもよりますが、1個でお腹側に貼っている場合は通常基礎体温に影響がないことが多いです。

風邪(発熱)と基礎体温

風邪を引いて発熱した場合、基礎体温も高めに出やすいです。

そのため、風邪を引いた(発熱した)場合は必ず記録しておいてください。

風邪薬と基礎体温

風邪薬(総合感冒薬)を服用すると、その中に消炎下熱薬が含まていることが多いので、風邪薬を服用すると、翌日の基礎体温は低めに出やすい傾向があります。

外気温(季節、ex冬)と基礎体温

これは全員ではありませんが、基礎体温が外気温の影響を受ける方がおられます。

一番多いのは冬に向かってゆくと徐々に基礎体温が下がってゆく方がそうです。

これは何か月かの単位で基礎体温を付けているとわかります。

寝具(布団、毛布)や衣服(薄着、厚着、靴下着用)と基礎体温

布団の厚さや毛布の厚さ薄着や厚着、靴下を履いて寝るなどが基礎体温に影響を与えることもありますし、影響を与えないこともあります。

どういう時に影響が出ているか、薄着についての例で説明します。

薄着で寝て、朝起きた時、寒くて起きた場合かなりの確率で基礎体温に影響は出ています。

多分、基礎体温はいつもよりは低く出ます。

薄着で寝ても朝起きた時、特別寒さを感じなかった場合は基礎体温に影響は出ていないはずです。

逆に靴下を履いて寝た時に暑くて起きるようなことがあれば間違いなく影響を受けています。

でも熱くなければ基礎体温的には影響がない場合が多いです。

 

睡眠不足(寝不足)と基礎体温

基礎体温を計測する際、一般的には4時間以上が望ましいといわれています。

睡眠不足の場合(4時間未満)のばあい傾向としては基礎体温が高くなりやすい気がしていますが、これも正直、人によって異なります。

寝る時間が同じで睡眠時間が長ければ多分長く寝た時の方が通常高くなります。

これは基礎体温は起床時間にも影響を受けるからです。

起きる時間が遅ければその分だけ基礎体温は高くなりやすいのです。

もし、起きる時間が同じで睡眠時間が長い短いの場合は、睡眠時間の短い方が高温になりやすいのです。

まとめ

基礎体温のつけ方(書き方)の基本と基礎体温に影響する要因について書いてきました。

基礎体温を緻密に理解するためには、基礎体温をできるだけ一定の時間で毎日測ることが重要になります。

そして、その日にあったことはその日のうちに記録しておくことも重要なのです。

そして、日々の生活の中でよく見かけることで基礎体温に影響を与えるものには飲酒(お酒)、起きる時間、睡眠時間、風邪(発熱)、風邪薬、電気毛布などの温熱器具、外気温(冬)、薄着、靴下など様々なものが関係するということです。

これらの事をきちっと記録しておいてもらえると基礎体温の見方が正確になり、その分だけ治療の精度も高くなるのです。

さらに基礎体温に関して詳しく噫りたい方は➡基礎体温表のグラフの測り方や見方などを詳しく解説

ここに書いたこと以外でさらに疑問点などあればご相談いただければと思います。

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