広島県内の不妊治療(体外受精)のできる有名な病院で40代後半の超高齢不妊症の患者さんでも断られない病院がどこかを調べました。
そしてその結果をまとめてみました。
この内容は実際に直接おお電話で確認もしくは、私の薬局に来られている患者さんから聞いた、もしくは通われている患者さんの実年齢をもとに書いていますので、現時点(2024年)では確実な最新情報です。
ただし、時間の経過で病院の方針などが変わることもありますので、実際に病院に来院する前に事前にメールやTELにて確認してください。
また、広島県には不妊に関する助成制度が3種類あります。以下に制度についての情報ページをご紹介しますので、不妊治療を実施されている方、これから取り組まれる方は確認してみてください。
- 不妊検査から一般不妊治療(人工授精まで)を行っている方
広島県不妊検査費等助成事業 - 令和4年度から保険適用となる特定不妊治療に併せて,先進医療等の治療を受けた方
広島県特定不妊治療支援事業 - 令和3年度以前に特定不妊治療を開始した方
特定不妊治療支援事業(国事業)について【令和4年度経過措置】
なぜ広島県内の有名な不妊治療の病院での40代後半の患者さんの受入れ状況を調べたのか?
うちの薬局に来られている40代後半の高齢不妊症患者さんの中に専門病院で治療を断れられた方がおられるからです。
40代後半になってくると、自然妊娠で出産できる確率はぐんと低くなってきます。
そのため、40代後半で少しでも妊娠する確率を上げるためには体外受精などの高度な不妊治療を受ける必要が出てくるのです。
しかし、不妊治療を始める前に病院で断られてしまうと心が折れて諦めてしまう方もおられます。
しかし、その病院で断られたから妊娠できないというわけではないのです。
別の病院に通われて妊娠・出産された方もおられます。
そのため、まず最初の段階でつまづかないようにすることが重要です。
広島県内の有名な不妊治療(体外受精)の病院での40代後半の高齢不妊治療の受入れ状況
広島ハートクリニック
基本的に年齢制限はないそうです。
ただし不妊治療を受けられる 患者さんの体の状態によってはお断りすることがあるような感じでした。
そのためまず、血液検査を受けられて、その結果をもとに相談をして決めるとのことでした。
受付の方の話した感じはとても親切で丁寧でしたので、もう少し細かく確認したい方は直接お問い合わせください。
絹谷産婦人科
特に年齢制限は設けていないそうです。
たたし、まず初診前説明会に参加されることが不妊治療を受ける必須条件となっています。
その申し込みはインターネットのホームページ上からでないとできないので、まずそちらにアクセスして申し込みをしてくださいとのことでした。
そして必ずご夫婦お二人で参加されるということが前提となります。
そこでご心配であれば初診前説明会の後に個別の相談を受け付けているらしいので、そのときにお話をされたら良いのではないかと言われていました。
受付の方の対応がとても親切でよかったですので、詳細をお伺いしたいときには直接病院の方にご連絡ください。
IVFクリニック広島
ここは年齢制限は全くないそうです。
受付の方の印象も非常によく年齢による治療の心配というのは全くないという印象を受けました。
香月産婦人科
香月産婦人科は三川町(広島市内の中央通り沿い)とJR西広島駅近くの2つあり、それぞれ体外受精まで行っていますが、ここに書いているのはJR西広島駅近くに関する情報です。
ここは私の薬局から近いこともあり、実際に40代の患者さんも過去に何人も通われていましたし、かなり卵巣機能が経過した過多でも、丁寧に診てくださいます。
広島県立病院
特に年齢制限は設けていないそうです。
しかし病院で不妊に関する検査を行った結果から判断されるそうです。
呉市内の有名な不妊治療(体外受精)の病院の40代後半の高齢不妊治療の受入れ状況
笠岡レディースクリニック
年齢による制限に関してははっきりという言い方はされませんでしたが高齢の場合は医師と要相談ということでした。
ニュアンスとしてはあまりにも高齢だと難しい印象をうけました。
福山市内の有名な不妊治療(体外受精)の病院の40代後半の高齢不妊治療の受入れ状況
よしだレディースクリニック
あまりにも高齢不妊症の方(40代後半)で不妊治療(体外受精)を断られた方がおられます。
話のニュアンスとしてもあまりにも高齢になると治療は難しいという印象でした。
幸の鳥レディースクリニック
基本的に医師と要相談ということでしたが、話のニュアンスからあまりにも高齢だと不妊治療(体外受精)難しいというような印象を受けました。
まとめ
いかがでしたか?
まず、基本的は広島県内のすべての有名な不妊治療の病院の受付の対応はどこの病院もしっかりとしていて丁寧でした。
そのため、TELなどでお問い合わせした際に、仮に40代後半であっても高齢不妊治療に関する質問をして、不愉快な思いや悲しい思いはしないと思います。
全体の傾向としては広島市内の主要で有名な病院は高齢であっても原則受け入れてくれるということです。
ただし広島HARTクリニック、県立広島病院生殖医療科に関しては表面的な年齢でなく、実質的な生殖器の年齢(卵巣機能)を直接診て判断するということだと思いますので、どこかの婦人科で女性ホルモンの検査は事前に受けられて問題ない場合に相談された方が無難かな?という印象を受けました。
そのときに特に重要となるホルモンの数値はAMHの値とFSHの値です。
これらの値に大きく問題がある場合は上記の2つの病院は避けた方が良いかもしれません。
高齢不妊の場合は体外受精などの高度不妊治療を受けられたされた方が妊娠率は間違いなく上がります。
その一方でもし、不妊治療を受ける前に断られると心が折れてしまいがちですが
この様なお悩みや、これ以外のお悩みにも漢方薬局ハーブスでは漢方相談と合わせてご相談いただけます。
何か些細なことでも気になることがありましたら、お気軽にお電話ください。