高齢不妊の場合、妊娠するのも大変、妊娠を維持するのも大変

高齢不妊の治療をされている患者さんが来られました。もう1年くらい通われています。この方先月から今月にかけて、体外受精をされて先週、陽性判定が出たのです。
非常にめでたい話なのですが、安心してばかりもいられないのです。というのも、実はこの方数か月前も妊娠されているのです。ただこの時は43歳で初めて妊娠されたので、それはとても意味のあることだったのですが、運悪く心拍確認の前に流産されたのです。
年齢が高くなっても、その方に合った漢方薬を飲んで身体の体質が妊娠しやすい体質に変わってくるとどんどん妊娠しやすくなります。(もちろん年齢によっては限度がありますが・・・)
まあ中には偶然妊娠するケースもなくはないですが、基本的に妊娠したということは体の状態が良くなってきている証拠だということです。
でも高齢になってくるとやはり不利になってくる部分はあると思います。
それは妊娠しやすい、しにくいという部分もあるのですが、特に違いを感じるのは妊娠の継続の部分です。
妊娠をされても高齢(40歳以上)になってくるとやはり、妊娠を維持する力が弱いように感じるのです。
ここが明らかに違うように思います。
病院で高度な治療をしなければ、漢方の流産止め(安胎薬)を用いるのですが、妊娠確認後、病院で貼り薬や膣坐剤、内服のホルモン剤などをもらって治療することは、漢方薬の流産止めを飲むのとほぼ同じ意味を持ちます。
そのため、体外受精などを行っている場合は、妊娠の維持するために漢方薬を出すと作用が病院の薬とかぶってしまうため、妊娠の維持には漢方は不要になる場合が多いように感じます。そのため、病院の治療に一任するしかないことが多いのです。
そのままの治療でうまく出産まで行けばいいのですが、なかなか妊娠を継続できないケースが多いのです。
高齢でこういう場合、局所的な血流の問題もかかわっていることがあるため、病院によっては小児用バファリンを用いることがあります。
これも妊娠を継続するには大事な場合があります。今日来られた方も小児用バファリンをもらっているそうです。そのため結局何もすることはできません。あとは結果を待つだけです。
非常に妊娠継続してもらいたいですが、あまりに思いが強いと反ってよくないことがあるので私はあまり強く念じないようにしています。
そのため、何となくぼんやりとうまくいくことを願るようにしているのです。

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