このページは広島県広島市西区にある漢方薬局ハーブスのぐるぐるする回転性めまいに関する情報ページです。
ここではぐるぐるする回転性めまいのん原因、症状、原因になる疾患とその対処法、漢方薬による治療、養生法、完治された患者さんの喜びの体験談を載せています。
ぜひ参考にしてください。
回転性めまいについて
周りのものがグルグル回って見えるようなめまいのことを回転性めまいといいます。
回転性めまいの原因
回転性めまいを生じる主な原因は耳の中の内耳にある場合が多いです。
病名でいえば、良性発作性頭位めまい症が一番多いといわれています。
これは名前からもわかるとおり、悪性のものではありませんからそれほどの心配はありません。
ただし症状が出ている時に辛いことに変わりはありませんから、症状が出ているときはやはり大変です。
ただし予後は良いといわれているので、時間が経てば自然と治っていいく可能性は高いです。
それ以外に回転性めまいを生じさせる主な原因としてはメニエール病(メニエル)や外リンパ瘻、突発性難聴などがあります。
回転性めまいの症状
回転性めまいを生じさせている原因によって多少の違いはありますが、共通する症状は、周辺もしくは自分がグルグル回って感じるということです。
多くの場合、寝返りをうった時や、急に起き上ったり、頭の位置を上や下にしたときにぐるっと回転する感じを生じる場合が多いです。
通常は数秒から数十秒程度の持続が多いのです。
この症状に頭痛や吐き気や難聴など別の症状を伴うようになると良性発作性頭位めまい症でなくメニエール病(メニエル)や外リンパ瘻、突発性難聴など別の疾患の可能性が出てきます。
回転性めまいの原因になる疾患とその対処法
西洋医学的には病名ごとにその対処法は異なります。
そのためそれぞれの疾患の項目を参照してください。
回転性めまいの漢方薬による治療
漢方から見た回転性めまいの主な原因
漢方からみた回転性めまいを生じさせる原因として考えられる主要なものは主に次のようなものです。
瘀血・・・いわゆる血行障害です。必ずしもドロドロというわけではないのですが、血流が悪くなって耳の周辺に十分血液が行き渡らず、症状を生じ支えていると考えます。
水毒・・・中国医学では痰飲ともいいます。水の流れが悪くなっていたり、水がいえば上の方:頭(脳)に偏って存在するために問題が生じると考えます。メニエルは西洋医学的に内耳のリンパ液が過剰になって生じるわけです。このリンパ液は漢方的にはまさに水毒(余分な水)なのです。まさにこれが大きな原因となっています。
五志・・・情緒の問題です。ストレスによって生じる情緒の乱れ、や自律神経の乱れのようなものもここに含まれます。
中国医学ではこれを気滞と言ったり、肝気鬱血と言ったりします。
漢方から見た回転性めまいに用いる代表的な漢方薬
瘀血が原因の際に用いる代表的な漢方薬
桂枝茯苓丸
水毒が原因の際に用いる代表的な漢方薬
苓桂朮甘湯
五志が原因の際に用いる代表的な漢方薬
半夏厚朴湯
回転性めまいの際の養生法
眩暈の養生は食養生が中心になります
食養生
水分の摂りすぎには注意する必要があります。
それから東洋医学では水分の吸収に直接関わっているのは脾(胃腸)です。
そのため、胃腸の働きが悪くならないようにする必要があります。
暴飲暴食もだめですが、それ以外におなかを冷やすようなことをするのは良くないことです。
つまり冷たい食べ物、飲み物も極力控える必要があります。
食べ物でもし気滞や肝気鬱結等が原因であれば気の滞りを無くすもの(気の流れを良くするもの)を摂ることが大事になります。
具体的には香りのよいものです。例えばカモミールティー、ジャスミンティ、など香りのよいハーブティとか果物でもかんきつ類など香りのよいものを積極的にとることが良い場合もあります。
お血に関しては、これを摂れば眩暈に対してよく効くというほどのものは特にないと思います。
そのためしいて言うなら、お血を生じさせないような生活を心懸けるべきです。
具体的には暴飲暴食を避け、油ものや動物性脂肪などを多く含むこってりしたものや生ものなども避ける、お酒も極力控えるなども意外に重要かもしれません。
回転性めまいが完治した患者さんの喜びの体験談
広島市にある漢方薬局ハーブスはぐるぐるする回転性めまいの治療に強い薬局です
まずはご相談ください。
さらに他のめまいの症状や治療などに興味のある方は➡めまい(メニエル)