糸練功とは

糸練功とは医療気功の一種です。

糸練功は「入江式FT(フィンガーテスト)」と「中国上海気功」とを合わせ改良開発された医療気功です.

※入江式FTはOーリングテストをベースに改良されたものです。

糸練功はもともと経絡の気の流れをチェックするためのもので、糸練功は東洋医学的なチェック方法の一つと考えてもらうと良いかもしれません。

 

糸練功のやり方

基本的には直接触れずに少しだけ離れたところからみるのが基本です.

患者さんはイスに座った状態で(たまに立ってもらうこともありますが)専用の手を置く台に、両手を出しておいてもらうだけです。

糸練功イメージ

 

糸練功でチェックするポイント

病気の種類などによって異なりますが、基本的にはを東洋医学的な診断ポイント(ツボ)をチェックします。

糸練功の適応の範囲

糸練功を用いる対象

その人の気のバランス、東洋医学的でいう臓腑・経絡の問題箇所、病邪の勢い、適切な漢方薬の選択とその量などです。

ただし私自身も100%だとは思っておりません。

そのため西洋医学・東洋医学・生理学・薬理学など様々な知識を総合して結論を出すよう心がけています.

糸練功で薬をどうやって選ぶか?

東洋医学的な問診、聞診(口臭や音:ex咳の仕方とか)、望診(ex舌診)に加え、病院の血液検査やその他の検査結果、不妊治療などは基礎体温、過去の病歴などをもとに総合的に判断し、理論的に合う可能性の高い漢方処方をいくつかリストアップします。

次にそのリストアップした漢方薬を実際に患者さんの手のひらにのせ、どれが一番その人に合っているかを比較する。(神がかり的にわかる訳ではありません。)

糸練功を用いる対象外のもの

病名診断、栄養障害の有無、組織変性の進行状況血液、検査などの各種の検査など病院で調べていただかないとわからないことも沢山あります。

そのため、改めて病院での検査をお願いすることもあります。

※糸練功は気功治療ではありません。