活性酸素を分解、中和する働きを抗酸化作用といい、そのような働きは本来人の身体の中に備わっており、その多くは酵素が担っています。

また多くの食品や漢方薬などにもそのような働きをする成分が多く含まれているのです。

人の中にある抗酸化作用

SOD、カタラーゼ、ペルオキシダーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ等

抗酸化作用を示す食品及び成分

緑黄色野菜、ポリフェノール、フラボノイド、ビタミンC、E、A、ベータカロテン、アルカリイオン水、活性水素水、πウォーター

体内に存在する活性酸素の過剰反応を抑制するSOD

人の体内にはもともと発生した過剰な活性酸素を除去するしくみが備わっています。

その代表がSODなのです。

SODとはスーパーオキシドディスムターゼといい、活性酸素を1秒間に一億個分解するといわれています。

SODと年齢の関係

SODは20歳を過ぎると徐々に減ってゆく

残念ながらSODは年齢を重ねるごとに減ってゆきます。

SOD活性の目安
20歳SOD活性を100%とすると
40歳SOD活性80%
50歳SOD活性80%
80歳SOD活性0%に近づく

SODと食品

SODの代わりになるものは食品のなかに多く存在する

SODとは活性酸素を強力に除去するものですが、同じように活性酸素を除去するものが食品のなかにはたくさんあります。

多くは緑黄色野菜やきのこです。

SODと漢方薬と健康食品

漢方薬や健康食品の多くがSOD様作用を有している。

最近わかっていたことですが、漢方薬のほとんどに抗酸化作用があることがわかってきました。

また抗がん作用を有するといわれている健康食品にも高い抗酸化作用があることがわかってきています。

そのなかで特に抗酸化作用の活性が高いものをSOD様食品などと呼ばれています。

ビタミンの抗酸化作用と落とし穴

抗酸化作用を有するビタミンにビタミンC、E、A、ベータカロテンなどがありますがビタミンE、A、ベータカロテンは脂溶性で体内から排出されにくいため自分が酸化された後、そのままであれば他のものを酸化してしまいます。

そのため酸化したものを体外に排出しやすい水溶性ビタミンの摂取が不可欠なのです。