早発閉経と神戸夢クリニックとIVFなんばクリニックの2つの病院に通われたことのある患者さんの話を書きます

四国から 早発閉経の患者さんが来られました。

この方は元々は地元の産婦人科に通っていたのです。

けれども、その地域では高度な不妊治療する医療機関があまりなく、通っている産婦人科以外には見当たらない状況だったのです。

けれどもその院長から露骨に早発閉経は妊娠することができないとか、来る必要はないとか、

とても信じられないような事を言われてそれでも泣きながら通っていたそうなのですが、いよいよもう来なくていいといわれ、

行く場所がなくなり 県外の産婦人科に行かざる得なくなったそうなのです。

それで色々探して神戸の夢クリニック に行くことにしたそうなのです。

神戸の夢クリニックに 行き始めた当初はなかなか結果も出なかったのです。

けれども、うちの漢方薬局に来られて、半年くらいかかりましたが、漢方薬との併用で本当に何年かぶりに卵巣内に卵が確認されたのです。

それを採卵して受精して生まれて初めて凍結することもできました。

その卵を返して初めて体外受精を行うことが出来たのですけれども残念ながら着床には至りませんでした。

その後何回かは採卵することができて体外受精を行うことができたのですが、妊娠には至りませんでした。

その後、神戸夢クリニックとうちの漢方薬局との併用をしても 徐々にまた卵が育たなくなり採卵しても変性卵や空胞が目立つようになりました。

そこで行き詰まってIVFなんばクリニックに 行かれるようになったようなのです。

IVFなんばクリニックはホームページ上には様々な治療法などが書かれていて、

すごく治療のバリエーションがありそうと思ったことが院選びの決め手だったそうです。

しかし、実際にクリニックに通い始めてみると積極的にそういう様々な治療法を行うということではなく、患者さんが治療を希望すればオプションでつけられるという種類のものだったそうです。

不妊治療体験談イメージ

そして、そのオプショナルの治療の内容もこの患者さんがイメージしたものとは随分異なっていたようなのです。

そのため、様々な治療が受けられるのではないかと思って通い始めて、 IVF なんばクリニックの標準的な治療を受けると、ほとんど普通の婦人科の治療と変わらない治療に戸惑ったそうです。

普通のクリニックと違う点があるとするならばDHEAなどのサプリメントを複数薦められることがあるということです。

そのため 実際に行ってみたら、早発閉経であるため、基本的には排卵しないので、治療らしい治療は実際にはほとんど受けることができなかったみたいです。

そしてこの方に関して言えば、一年弱の間で採卵はおろか、卵が育つという状態も起こらず、治療は後退したような感じだったみたいです。

IVF なんばクリニックの治療の早発閉経に対する 治療の特徴がまさに待つということなのです。

早発閉経の患者さんの治療というのは多かれ少なかれ待つというのが前提になります。

けれども、特にIVF なんばクリニックの治療は待つということに関して他の病院に比べてそれが長いような気がします。

結果として、この患者さんはまた神戸夢クリニックに戻られました。

私の個人的な見解を言えば、少なくともこの患者さんの場合は神戸夢クリニックに戻れて良かったのだと思います。

病院の治療技術などの問題もあると思いますけれども、病院と患者さんとの治療の相性というのも大事な問題です。

少なくともこの患者さんの場合は当初、神戸夢クリニックである程度結果が出ていたのでそちらで続けられた方がよいではないかと思うのです。

そしてこの患者さんの結果が出なくなったのは、実際は夢クリニックの技術の問題ではなく、患者さんの年齢にあると私は思っています。

最初に治療始めた頃はこの患者さんは30代だったのですけれども、現在は40超えて高齢不妊の領域に入ってきているのです。

そこで早発閉経とは別の新たな問題が生まれてきていると私は思っています。

早発閉経の患者さんは、多くの場合一般の方と比べてもともと卵巣機能が低い方が多いのです。

でもそれは卵巣に限ったことです。

しかし40歳を超えてくると、老化が卵巣だけでなく、身体全体に及んでくるのです。

例えば、依然と同じように走ろうとしても、息切れがするとか。

昔より寒がりになるとか、足先が冷えるようになるとか、冬に手荒れが出始めるとか、

様々な問題が出始めるのです。

こういう身体全体の問題が出てくることによって卵巣を良くしてゆこうとする身体全体の働きが少しずつ鈍ってくるのです。

そのために、依然と同じように漢方薬や病院の薬を使っても、体全体からの卵巣への助けが弱くなるため、同じような結果が出なくなってくるのです。

もちろん漢方の理論にもそれに対応するような方法はあるのですが、万能ではないです。

そういう治療法を追加して効果が出る場合と出ない場合が残念ながらあるのです。

それでも、この方には、まだ何かあるかもしれないと思っています。

それを今後探していかないといけないと思っています。