アトピーの患者さんが来られました。

この方生まれてから何十年もずっとアトピーに悩まされていたそうです。

かゆみは年中あり、疲れやストレス、汗、乾燥、季節の変わり目、甘いものを食べ過ぎたり、直射日光を浴びたりしても痒みが悪化していたそうです。

問診するとさらに、梅雨のじめじめした時期も悪化し、生理前も生理中も皮膚の痒みが悪化するそうです。

アトピーの症状は、その時々によって良くなったり悪くなったりすることはあったそうですが、症状が全く無くなるということはなかったそうです。

今までは病院で治療をされていて、抗ヒスタミン薬の内服とステロイド剤の塗り薬を使われていました。

ステロイド剤を使っても完全に痒みがコントロールできるわけではなく、抗ヒスタミン薬を服用することで、何とか夜寝ることができるということでした。

 

漢方薬イメージ

実際、この方の皮膚の状態は長年、掻き壊したということがはっきりわかるような肌質でした。

この様な肌質に使う漢方薬は通常ある程度決まっているのですが、本当にそうなのか、皮膚のツボを使ってチェックしてみることにしました。

そうすると、やっぱり、見た目通りの皮膚の状態に使う漢方薬が合っている気がしました。

とりあえず、その漢方薬で2週間様子をみていただくことにしました。

そして、2週間後、来られた際に様子をお伺いすると・・・

痒みは前より減っているそうです。

でも、まだまだ痒みはあるそうです。

そこで再度、今回お出しした漢方薬をチェックすると・・・

まだ合っています。

そのため、この漢方薬を継続して服用していただくことにしました。

そして、さらに、2週間後来られた際に再度症状を、お伺いしましたが、まだ痒みはありますが、前よりも痒みは減っているそうです。

このまま、ずっと良くなり続けるほど甘くはないかもしれませんが、とりあえずは順調です。

 

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