ホームページを見て、皮膚トラブルの患者さんが来られました。

この方数ヶ月前から、突然顔の真ん中付近に、湿疹とも吹き出物ともはっきりしないような物が出てくるそうなのです。

元々ニキビのようなものはそれほど出る方ではない そうです。

ただ、過去には、生理の前に少し吹き出物ようなものが出たことはあるそうです。

しかし、今回の症状はずっと出続けているそうです。

原因となりそうな心当たりは全くないそうです。

そこで、皮膚のトラブルの原因となりそうな問題が本当にないか質問してみることにしました。

まず、化粧品を変えていないか聞いてみました。

これは変更していないとのことでした。

最近何か感染症にかかっていないか?と体調を崩していないかについても伺いましたが、特に問題ないとのこと。

だだ、2年半前に、上咽頭炎になってから後鼻漏になりやすく、風邪をひくと、ずっと症状が長引くそうです。

次に、更年期障害の症状はないか?と生理は順調かもお伺いしました。

どちらも特に問題はないそうでした。

漢方治療イメージ

とにかく特徴的なのは、症状が顔のまん中付近に出ることと、最初は症状が一気にでて、其れ以降途切れることなく症状がで続けているということです。

実際に皮膚の吹き出物?湿疹?をみると、激しいものでは無さそうだけど、すぐに消えて無くなりそうもない感じでした。

そこで、この皮膚の患部から、気血水と寒熱、燥湿などの漢方理論をもとに、漢方薬をいくつか組み合わせて飲んでいたことにしました。

それから2週間後、来られた際に様子を伺いすると、 毎日出ていた吹き出物?湿疹?は出なくなったそうです。

しかし、生理前になった時に吹き出物のような症状がポツポツ出てきたそうです。

そこで、漢方薬を再度チェックすると、薬が合わなくなってきていました。

そのため、再度、この患者さんに合う漢方薬を探してみると・・・
更年期障害の前段階くらいの時期に良く使う漢方薬が合っている気がしました。

そこで、この漢方薬に変更して、また、2週間後に来ていただくことにしました。

そして、2週間後来られた際に様子をお伺いすると、

排卵の時期に数日間出たそうです。

そこで、再度、漢方薬が合っているかどうか確認すると・・・

今回は合っている気がします。

そのため、同じ漢方薬で様子をみていただくことにしました。

そして、その後も2週間おきに来ていただいたのですが、つぎの月には排卵日前後には肌荒れはしなくなりました。

しかし、生理前には吹き出物が出たそうです。

その次の月には、生理前に出たのですが、出た期間も短く、数も少なく、大きさも小さくなったそうです。

そして、さらに1ヶ月後に来られた際には排卵時も生理前も全く症状は出なかったそうです。

全体的に肌の調子も良さそうです。

今、改めてこの原因を考えてみると、感染症に更年期障害になる前の女性ホルモンのバランスの乱れが複合していたのではないかと思います。

どちらにしろ、症状が無くなって本当に良かったです。