ここでは体外受精の病院選びの年代ごとの注意するポイント8つに絞って説明したいと思います。
このページの読者対象はこれから体外受精の病院選びをされる方、すでに体外受精を受けていてこれから病院を変えようかと悩んでおられる方です。
この話は私の漢方薬局で実際に病院選びで悩んだ患者さん、病院に行ってから様々な問題に直面して困った患者さんの話を基に書いていますので現実に即した内容だと思います。
また広島市内にこだわらず体外受精の病院を探される場合は体外受精の病院選びですぐに役立つ16の重要ポイントとは?を参考にしてください。
また体外受精まで踏ん切りのついていない方は不妊治療のための広島近郊の病院探しのワンポイントアドバイスも参考にしてください。
広島市内の体外受精の病院選びなぜ年代ごとに注意するポイントが違うのか?
それは年齢によって卵巣や子宮の機能の違いが出てくるからです。
それによって病院の向き不向きも変わってくるのです。
最終的にあなたとその病院の向き不向きによって体外受精によって妊娠できるできないも大きくかかってくることになります。
広島市内の体外授精の病院選び、年代ごとに注意するポイント
広島の20代の方の体外受精の病院選び
20代の不妊症の方というのは通常はタイミング療法で様子を見る方が圧倒的に多いです。
中にはご主人に問題があって人工授精や体外受精を受けられる方もおられますが、圧倒的にはタイミング療法の方が多いのです。
この年齢でそういった理由がなく体外受精を受けられる方は、早くどうしても子供が欲しいという方がうちの薬局では多いです。
それ以外には生理が始まった頃から生理不順があり、卵巣機能が著しく低下している早発閉経のような方も中にはおられます。
それらの主な3つのケースについてここでは書いていきます。
ポイント1 卵巣機能は正常だけれども早く子供が欲しい方
少しでも早く妊娠して子供が欲しいという方は体外受精で妊娠率の高い病院が良いと思います。そういった場合、
費用面に問題がなければ広島HARTクリニックは体外受精専門のクリニックであるため広島の中では妊娠率くおすすめできます。
ポイント2 ご主人に男性不妊症の問題がある方
軽度な男性不妊
軽度な問題であればお近くの産婦人科で人工授精は可能だと思います。
通常よりも少し精子が少ないという精子減少症やちょっと運動率の良くない精子無力症の場合は漢方薬の服用で改善するケースも多々あります。
中等度の男性不妊
乏精子症や精子無力症で人工授精のレベルでは対応できないケースです。
こういうケースの場合は体外受精の中でも特に顕微授精での治療になります。
高度なレベルでの男性不妊
無精子症などの重症な男性不妊の治療の場合は広島県内でおすすめできる病院はありません。
ポイント3 著しく卵巣機能が低下している方
早発閉経や正常に排卵が来てないような方が中心になると思います
こういう方は正直広島の病院ではなかなか現実問題治療が難しいというのがあります。
こういうタイプの方は自然周期による体外受精が中心になることが多いと思います。
広島市内で自然周期による体外受精は基本的にはどこでも行っていますが、
ほかに選択肢がないから仕方なくやる自然周期の体外受精と、自然周期を得意としている病院の体外受精とではレベルが違います。
自然周期を得意とする病院に行かれることをお勧めします。
広島市内で自然周期にも力を入れているのは病院はいくつかありますが、その中で一つここで例を挙げるなら香月産婦人科があります。
30代の体外受精の病院選び
一般的には このぐらいの年齢からタイミング療法⇒人工授精を経て、体外受精とステップアップする方が多いです。
三十代後半になると卵巣機能が 衰えて閉経を迎えるような早発閉経の方の中におられますが、一般的には卵巣機能が普通の方が多い年代でもあります。
そのため、この年代の方の体外受精は普通はホルモン補充療法を行う場合が多く、それでうまくいくケースが実際多いように思います。
広島市内で体外受精を行っているほとんどのクリニック・病院はこのホルモン補充療法を中心としています。
そのため、そこを前提として後は妊娠率や費用や働きながら不妊治療はできるか?など自分の生活スタイルや目的に合ったやり方で病院選びをされれば良いのではないかと思います。
ポイント4 妊娠率から考えると
体外受精全般の治療成績から考えれと広島HARTクリニックは体外受精専門ということもあり、レベルが高いように思います。
けれども体外受精のやり方によっては絹谷産婦人科の方が治療成績が勝っているところもあります。
ポイント5 費用から考えると
私の薬局に来られている体外受精を受けられた患者さんの話を聞く限りにおいては、同じ不妊治療をするのであれば、公立である事から若干、県立広島病院生殖医療科が安いように感じます。
ポイント6 働きながらの通いやすさを考えると
広島市内の体外受精のできる病院で診療時間が一番長いのがIVFクリニックひろしまです。
またここは土曜日の診療も午後もやっているので、働きながら体外受精を受けるには使いやすいクリニックです。
40代の体外受精の病院選び
40代というのは卵巣機能の衰えが目に見えて出てきやすい年齢です。
卵巣機能が極端に衰えてきている患者さん、特にAMHの値が低い場合はホルモン補充療法では結果が出にくいケースがあります。
そうすると自然周期を得意とする不妊治療の病院に行った方が良いケースが出てきます。
広島で自然周期を行っている病院は先ほども書きましたが、自然周期を得意とする病院で体外受精を受けられることが望ましいです。
また一方で卵巣機能には全く問題のない40代の不妊症の患者さんもおられます。
ポイント7 40代で卵巣機能に全く問題がない場合は
広島市内で体外受精を行っている病院の中から自分の希望する条件を満たす病院に通われればよいと思います。(
ただし、こういう患者さんであってもいつ卵巣機能の衰えが出てくるかは全くわからないです。
そのため、ホルモン補充療法による体外受精を行っている途中で卵巣機能の低下が一気に進んで、病院での治療法の見直し、病院そのものの選択を再度迫られるケースもあります。
少なくとも42歳までで不妊治療の助成金が受けられる年齢の範囲であまり年齢のことで言わないことが多い病院は竹中産婦人科です。
ポイント8 40代でも43歳を超えて後悔しないための体外受精の病院選びであるなら
また現時点では全く卵巣に問題が出ていない段階で、体外受精の病院を探していても年齢が43歳以上になってくると、その年齢だけで不妊治療を断られるケースも出てきます。
そのためその病院の対応によっては不妊治療を行う気持ちが折れてしまって、体外受精そのものを断念するケースも出てきます。
そのため40代でも年齢が後半になればなるほど不妊治療そのものを続けるための病院選びというのは大事になってきますし、難しくもなってきます。
なので、この年齢になってくると、広島市内の体外受精の病院選びと書いておきながらですが・・・
広島市内の体外受精の病院・クリニックにこだわらず、自分に合った納得のできる病院を探して通われる方が後悔が無いのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
広島市の年代別の体外受精の病院選びを8つのポイントに絞って書いてみましたが
実際に私の漢方薬局に不妊治療で相談に来られる患者さんの多くは様々な問題が複合している方が多く、ここまで明解に区分して決めれない方が多いです。
そのため、新たに体外受精の病院を探される際は漢方相談の時に合わせて病院選びについての話を行います。
その時に体外受精を行っている個々の病院の特徴などをお話しし、疑問点や不明な点などがあればお伺いしています。
そういう過程を何度も繰り返し、時間をかけて自分の中でゆっくりと整理しながら自分に合った病院を絞り込んでいく方が多いです。
ここに書いた広島市内の病院クリニックに関する情報に関しても公には書くことができない内容も実際にいくつもあります。
そのため、ここで書かれた中で不明な点やもう少し詳しく聞いてみたい点などがあれば直接お電話いただければと思います。
漢方薬局ハーブス