前立腺肥大(夜間頻尿、多尿)と漢方治療
夜間頻尿は男性に多く、一晩に4~5回行く方は睡眠不足になり、健康にもよくありません。
夜間頻尿の原因は西洋医学的には前立腺肥大が主な原因と考えられますが、それ以外に前立腺癌や慢性前立腺炎でもその症状を起こす場合があります。
また不眠症が原因で眠れないためトイレに頻繁に行くケースも稀にあります。
女性で多いのは中年以降の方にみられる夜間だけでなく日中も頻繁に行くタイプです。
東洋医学(漢方)からみた前立腺肥大(夜間頻尿、多尿)の原因
男性の夜間頻尿は漢方的に見れば腎虚(老化)と冷え(陽虚)の混合症状です。
そのため基本は補腎と補陽の薬を用います。
前立腺肥大(夜間頻尿、多尿)に用いる代表的な漢方薬
八味地黄丸
牛車腎気丸
女性の夜間頻尿は膀胱炎の場合と冷えから場合があります。
膀胱炎の代表処方
猪苓湯
冷えの代表処方
五苓散
東洋医学(漢方)からみた前立腺肥大(夜間頻尿、多尿)の養生法
-身体を冷やさない
-適度な運動
-塩分・糖分の摂りすぎに注意
-大豆類を積極的に摂取する
-ストレスをためない
-尿意を我慢しない
治療を受けられた患者さんのお喜びの声
4か月の服用で前立腺の数値が正常になりました