紹介で患者さんが来られました。

ご相談内容は、手のこわばりです。

症状は1年くらい前から始まっていたそうですが、だましだまし何とかしのいでいたそうですが、症状が毎日出るため、気になって病院に行かれたそうですが、検査の結果はリウマチではなかったそうです。

そこで、友人の紹介でご相談に来られたのです。

この手のこわばりですが、左右両方とも毎朝出るそうです。

細かくお話を伺うと、人差し指、中指、薬指の3つが左右共に指の関節がパキパキになりこわばるのだそうです。

ただ、何時間も続くわけではなく、基本的には朝の起きがけの比較的短い時間なのだそうです。

ただ、昼寝をしても起きた時には朝と同様な感じで両手の指がこわばるということでした。

それ以外の症状としてはPMSでイライラしやすくなったそうです。

あとは、もともと眠れない方だという事ですが、最近特に眠れなくなったという事でした。

ただし、現在は授乳のためにお子さんに起こされたり、夜泣き?の症状なのか、夜中によく起こされるのだそうです。

そのため、もはや、これが不眠症なのか?起こされるからなのか?ご本人には分からないということでした。

そこで、これら一通りお話をお伺いして、さらに東洋医学的な問診や、その他の東洋医学的なチェックを行いました。

漢方治療イメージ

単純に症状から考えると関節リウマチの可能性が高いけれども病院の検査でリウマチではないという診断が出たこと、この患者さんの年齢が40代の半ばに近づいていること、手のこわばり以外の症状はメンタル的な要因を多分に含んでいたため更年期障害に用いるような漢方薬をとりあえず10日分出してみることにしました。

そして、10日後来られた際に様子をお伺いすると・・・

何となく良いような?気がするくらいの感じでした。

ただ、東洋医学的なチェックでは合っている気がしたのでそのまま同じ漢方薬を2週間分お出ししました。

そして2週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・気分的には良い気がするとの事。

指の関節のこわばりに関しては、微妙に良い?くらいの感じでした。

そこで再度東洋医学的にチェックすると・・・まだ合っているように思われたので、また同じ漢方薬を2週間分お出しして様子をみていただくことにしました。

そして2週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・

体質改善イメージ

一時眠りも改善していたそうですが、再び眠りにくくなっているそうです。

手指のこわばりに関しては・・・少し良いそうです。

最初の頃は、人差し指、中指、薬指の第二関節付近を横からつまむようにすると痛かったそうですが、その痛みが減ってきているのだそうです。

そこで、再度漢方薬をチェックすると・・・ベースの漢方薬は合っているのですが、何か漢方薬を追加しないとこれ以上改善しないような気がしました。

そこで、今の漢方薬に少し漢方薬を追加して併用していただくようお願いしました。

そして3週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・

前までは朝以外でも手を握りこぶしの状態にして強く握ることが出来なかったが、それができるようになったそうです。

でも朝のこわばりに関してはまだ指の関節がカクカクするとの事でした。

さらに2週間後には朝のこわばりがカクカクよりも少し和らいだ感じになってきているという事でした。

さらに2週間後来られた際には・・・大きな変化はありませんでした。

でもさらに3週間後には朝の手の指はパキパキという程ではなくなっているという事でした。

あと、ての握り具合でいうと、前に比べて握って痛いということは無くなったそうです。

ただ、まだ曲げにくさが残っているそうです。

そして3週間後、手のこわばり、指の関節のカクカクは前より明らかにスムースになってきているという事でした。

私も実際に握って見せてもらってかなり改善している気がしました。

そして、さらに3週間後・・・来られた際に様子をお伺いすると・・・朝の手のこわばりも指のパキパキ、カクカクも感じなくなったそうです。

私も、東洋医学的にチェックしましたが、大丈夫そうに感じました。

そのためこれで漢方治療は終了としました。

漢方治療を開始してから約5か月経過していました。

これが本当の関節リウマチだとこう簡単にはいかなかったと思いますが、そうではなかったから比較的早く良くなったのだと思います。

良かったです。

ホッとしました。

さらに、

更年期障害の症例に興味のある方はこちら

更年期障害以外の症例や漢方の知識に興味のある方は漢方薬局ハーブス公式Instagramもチェックしてみてください。