不妊治療の食養生の基本というのはまず朝ごはんを食べることです。
え?当り前じゃないですか!!
という方もおられると思いますが、うちの漢方薬局に相談に来られる不妊症患者さんの3割の方は間違いなくできていないのです。
では朝ごはんなら何でもいいかというとま食べた方が良いと言われるものはある程度決まっています。
それは何かと言うとお味噌汁とご飯です。
え~・・・当たり前すぎる~!!
と思う方もおられると思います。
あたりまえでいいんです。
大事なことは当たり前を続けることなんです。
だって食養生なんですから、これは治療ではないんです。
治療がうまくいくための下地作りのためのものなのです。
ただしここで一点気をつけないといけないことがあります。
それは・・・必ずそうしないといけないということではないということです。
あくまでこれが原則だということです。
当然例外もあります。
例外は何か?と言うと・・・t例えば、大豆アレルギーの人は当然味噌は食べなくて良いですし、米アレルギーの人はご飯を食べる必要はありません。
自分に合わないものは無理をしてまで食べる必要ないということです。
これも当たり前のことじゃんと思うかもしれませんが、朝ごはんに味噌汁とご飯をという話だけをすると、調子悪くなるのにも関わらず、無理してごはんと味噌汁を食べる人がいるんです。
真面目に不妊症に取り組まれている人であればあるほどこういう無理をしがちなのです。
そしてそれは決して身体にとって良いことではありません。
こういうアレルギー起こすようなものというのはおそらく食べた時に美味しくは感じないものです。
多分、嫌いなものなのです。
毎日お菓子ばかり食べているような人は例外として、基本的には 嫌いなものを無理して食べる 必要はないのです。
基本的に嫌いなものというのはその人の体にとってストレスなのです。
だから嫌いなのです。
なので基本的には 食べる必要はないのです。
ただし先ほども書きましたが、お菓子ばかり食べている方は、味覚が少しおかしくなっていて、アミノ酸などの旨味成分や糖質や脂質とうがたくさん入っているものを美味しいと感じるようになってしまっている可能性があります。
そのため、こういう方は少し味覚のリハビリが必要かもしれません。
そうでなければ、基本的には理屈でこれが身体に良いから食べるということはしなくていいと思います。
ごはんがどうしても苦手な人はパンでもいいです。
とにかく前提としては朝ごはんを食べるということがまず重要だということです。
不妊治療の食養生の基本は朝ごはんを食べることです
この記事の筆者
漢方薬剤師 谷 裕一郎
・薬剤師
・中国政府認定国際A級中医師
・JCC認定カイロプラクター
・東洋医学会会員
・関東伝漢研会員
広島の漢方薬局ハーブスでご相談をお受けする谷裕一郎です。国際A級中医師の資格を持つ漢方薬剤師です。
じっくり 懇切 丁寧 をモットーに、漢方のスペシャリストとして誠心誠意皆様の健康のお手伝いををいたします。
20年間漢方薬剤師として、生薬・漢方薬の調合、処方をしております。漢方薬局ハーブスは開局15年目になります。
漢方は万能とはいいませんが、あらゆる症状・疾患に対応することができます。どのようなお悩みでもご相談にのることができます。ひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。