うつ病治癒体験談(30代男性)

耳鼻科を受診しましたが、「耳鼻科的には問題ない」とのことで「心因性のものでしょう」と言われ、

ひとまず安定剤を処方され、一旦症状は落ち着いたのですが、次第に効かなくなり、仕事も早退したり、休んだりが続き、その時点で「うつかもしれないので」と心療内科を紹介されました。

心療内科では問診結果から「うつですね」と言われ、「できれば仕事は2~3カ月休職した方が良いでしょう」と言われ、向精神薬など3種類の薬を処方されました。

仕事にならなくなったので、薬が効いているのかどうかは分からないまま(元々いえでは症状はほとんどなかったので)3カ月休職しました。

その後復職したのですが、すぐに症状が出始めて「もう仕事を辞めないといけないかな」と思っていた時にこちらの漢方薬局を受診しました。

こちらを最初に受診したのは3年前の秋ごろで、急に心療内科の薬を辞めるのでなく、漢方薬との併用から始めました。

合う漢方薬を見つけるまでは大変でしたが、いったん合う薬が見つかってからは、症状も落ち着き、仕事もだんだんですが、できるようになりました。

その後心療内科の薬を減らし始めたのですが、この作業が思いがけず大変でした。

薬を減らすと体調が悪くなるので、減らす戻すの繰り返しで微調整をしながら、離脱症状と闘いながらという感じでした。

3年経って今やっと3種類のすべての薬を止めることができ、「向精神薬を飲む前にこちらを受診していればもっと早く良くなっていたのかな」と後悔先に立たずですが、こちらにお世話になって本当に良かったです。

漢方治療イメージ

うつ病患者さんに対する治療家のコメント

この方のめまいは当初は純粋なめまいだと思っていたのですが、数回の治療でやはり精神的な問題がからんでいる事に気づき、処方を修正した結果症状は改善に向かいました。

問題はこの方の書かれているように向精神薬の離脱の問題でした。

半夏厚朴湯が合う患者さんはデリケートな方が多いので向精神薬を抜く場合でも注意が必要になります。

実際に一番てこずったのは、3種類のうち1種類を抜くことでこれが最後まで影響してなかなか抜くのに苦労しました。

でも現在は元気に生活しておられます。

本当に良かったです。

うつ病患者さんに用いた漢方薬の費用

うつ病患者さんに用いた漢方薬

半夏厚朴湯等

1カ月の薬の費用

12000円

通常は
1カ月15000円~18000円の方が多いです。