卵管閉塞と卵管狭窄の悩みどころ

卵管閉塞治療イメージ

 

卵管閉塞はその名の通り卵管が閉塞するつまり卵管が詰まる病気です

卵管が詰まってしまうと、卵子は子宮に行くこともできませんし、精子も卵管を通って卵子の近くまでたどり着こうとしているわけですから、受精できないということになり、結果として妊娠もできないということになります。

ただし、片方でも通っていれば妊娠は可能です。

しかし確率は下がります。

私は産婦人科医ではないので、実際に自分の目で確認した若ではないのですが、仮に右の卵管が詰まっていて、左の卵管が正常だった場合、普通に考えれば左の卵巣からできる卵だけしかキャッチできなさそうですが、産婦人科の先生の中には、右の卵巣から排卵した卵を右の卵管でなく、左の卵管がキャッチできると患者さんに話しておられる方がおられるのです。

ネットでそこら辺の話を検索かけても、そういう話はどうもそこそこあるらしく、ちらほらと見かけるのです。

ただし、実際の確率はそれほど高いわけではなく、数%程度らしいです。それでも確立が0ではないというのは、意味合いとしては大きいように感じます。

まあ一番良いのは両方の卵管が普通に通っていることです。

そのためにうちの薬局にも卵管閉塞の治療のために不妊治療の患者さんがそこそこ来ています。

卵管閉塞の原因は簡単に言えば、卵管の腫れ(炎症)と引っ張り(癒着)です。

そのうちもし原因が卵管の腫れ(炎症)だけならかなりの確率でよくなると思います。

しかし癒着があると、やってみないとわからないという感じなります。

なぜなら漢方薬で一度くっついた組織をはがすことはできないからです。

ただし、もし手術でうまくはがすことができたなら、その状態を維持することはできるかもしれません。

あとは癒着そのものははがすことができなくても、そのくっついてしまった結果卵管が引っ張られて卵管の内腔が狭くなってしまっているのを多少改善させることはできるかもしれません。

やってみないとわからない部分もありますが・・・そのため両方の卵管が詰まって癒着していると・・・どうだろう?非常に判断に迷います。

でも片方が癒着がないのであれば試してみる価値はあると思います。

一方卵管狭窄は卵管は基本的に通っているわけですが、その卵管が細いために、精子も、卵子も通りずらくなるということが起きます。

当然受精卵も通りずらくなります。

こういう状態で、癒着がないのであれば、かなりの確率で治療できると思います。

しかし癒着があると先ほどの卵管閉塞の説明と同様で、う~ん・・・どうだろう?ということになります。

卵管狭窄レベルでは妊娠する確率は確かにあるのですが、卵管での子宮外妊娠のリスクも通常より高くなると思うのです。

卵管が狭いため、通り抜けるのに時間がかかり、受精卵が途中で止まってしまってそこで着床してしまうだと思います。

卵管閉塞の治療中妊娠される患者さんはそれなりにおられるのですが、その中に子宮外妊娠の方が通常よりも多く存在するのです。

そのため卵管閉塞の患者さんは卵管閉塞が卵管狭窄でない状態まで十分改善してから治療をされたほうがいいように思います。

 

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