二人目不妊の患者さん悪戦苦闘しながら少しずつ良い方向に向かっています|広島の漢方薬局ハーブス

不妊治療イメージ

不妊症の患者さんが来られました。

この方、一人お子さんがおらえる二人目不妊の患者さんなのです。

ただ数年前に一度妊娠されたのですけれどもその時に流産をされたそうなのです。

それで、現在は婦人科の病院に通っておられて不妊症の検査をいくつか受けられたのです。

その中で不育症の検査も受けられたのですけれども、不育症の問題はないそうです。

それ以外にも甲状腺や子宮の状態などもチェックしたのですが特に問題ないとのことでした。
ただ一つ、右の卵管が詰まっているということを言われたそうです。

卵管閉塞も不妊症の原因の一つのなる問題です。

そこで卵管閉塞に用いる漢方薬を使ってみることにしました。

卵管閉塞を起こす主な原因は二つあって、一つは瘀血です。

瘀血とは簡単に言えば血流の悪い状態のことを言います。

もうひとつの原因は気虚です。

気虚とは簡単に言えば、エネルギー不足(ガス欠)のような状態です。

代表的な症状としては、疲れやすい、食欲が出ないなどがあります。

この患者さんの場合は、舌の裏を見ても血流が悪い兆候は全くありませんでした。

ただ、問診で、疲れやすい、という話がありました。
そして、その疲れやすさは、かなりひどいようでした。

そうすると気虚が原因の卵管閉塞のように思われました。

不妊症の漢方治療イメージ

また、この患者さんに他に気になるところはありませんか?というようなお話を聞いてみたところ、みぞおちが硬くなって脈打つという症状がありました。

これは通常、高麗人参の入った漢方薬か、もしくはの入った漢方薬に現れやすい症状です。

気虚の治療に用いる漢方薬の中には高麗人参が入っていることが多いのです。

そこで、この患者さんの卵管閉塞に気虚で高麗人参が入ってるものをチェックしてみると、合いそうな漢方薬が一つありました。

とりあえず、その漢方薬を二週間飲んでもらうことにしました。

そして2週間後、来られた時に、症状をお伺いすると、みぞおちの堅さは少し和らいだそうですが、疲れは取れずイライラするそうです。

そして、いつもより一週間早く生理がきたそうです。

そこで再度、漢方薬をチェックすると、ちょっと薬が合わなくなってきているようです。

そこでまた、漢方薬を変更することにしました。

そして、前回は粉薬だったのですけども、今回は煎じ薬に変更しました。

これを一週間飲んでいただくことにしました。

そして、一週間をこらえた時に様子を伺いするとしんどさは若干改善しているそうです。

みぞおちの硬さもそれほど悪くはないそうです。

ただ最近足先が冷たくなるそうです。

漢方治療で改善したイメージ

でも、トータル的に考えてそれほど悪くないと思ったので、もう一週間、同じ薬を飲んでいただくことにしました。

そして一週間後に来ていただいたのですが、 その後、疲れやすさの改善は無く、みぞおちが再度、たまに、硬くなってくるそうです。

そしてまた、生理が予定よりも随分早く来たそうです。

そこで再度、漢方薬を変更することにしました。

今回は、卵管の部分だけにこだわらず、この患者さんの体質的で根本的な部分を改善するような漢方薬を探してみることにしました。

そうすると、虚弱な子供の体質を改善するような漢方薬が合っているような気がしました。

そこでこの漢方薬をとりあえず一週間よ飲んでいただくことにしました。

そして一週間後に来ていただくと、体のだるさに大きな変化はないですけれど、みぞおちの状態は良いそうです。

そこで、このお薬をさらに2週間服用していたことにしました。

そして、さらに2週間後に来て頂いた時に体の状態をお伺いすると、みぞおちの状態はかなり良い状態で落ち着いているそうです。
また、体のだるさも今までに比べて減っているそうです。

そのため、同じ薬でさらに2週間様子を見ていただくことにしました。

そして、2週間後に来られた際にまたお話を伺いすると、生理周期が元に戻ったそうです。
そして、みぞおちの状態は良い状態をキープして、なおかつ、体のだるさは最初に来られた頃の半分ぐらいまで減っているそうです。

この方の場合、なかなか苦労しましたけれども、少しずつ良い方向に向かっています。

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