以前お子さんの治療で相談に来られていた方が突然、調子が悪いということで相談に来られました。

この方のおねえさんは、ずっとうちの薬局に相談に来られているのです。

話を伺いすると、突然手足の関節が急にジンジン痛くなる、とても嫌な気分が出てきてイライラする、耳が何となく聞こえにくい、目が見えにくい、においが前よりわかりにくいなど症状はたくさんあるそうなのです。

症状から考えると更年期障害っぽいです。

ちなみにこの方の年齢というのは四十代の中頃です。

ますます更年期っぽいです。

ただ傍から見てるとイライラの度合いはそれほどひどくなさそうに思えるのですが、もう少し詳しくお話を伺いすると、確かにイライラはするけど今のところは自分で抑えることができるらしいのです。

けれども以前市薬局に更年期障害で治療に来られていたお姉さんのようになりたくないそうなのです。

この形のお姉さんは元々は陽気でおおらかな方なのですが、更年期障害の症状が出ていた時はものすごくカリカリして攻撃的になっていたのです。

その状態を見ていたので自分もああはなりたくないということで、症状が比較的軽いうちに来られたのでした。

そして実際に漢方をチェックしてみると、姉妹のせいか更年期の漢方薬は全く一緒でした。

この薬で一週間様子を見てもらうことにしました。

そして一週間後、再び来られた時には症状は、かなり落ち着いてきたということでした。

特に症状の中でも一番気になっていた手足の関節のジンジンする痛みは漢方薬を飲み始めてかなり軽減したそうなのです。

更年期障害の治療していて意外に多いのはこの関節が痛いという症状なのです。

この症状だけが出てくる時は皆さん更年期障害と思わないのですけれども、案外、更年期障害が原因で関節に痛みが出ている人というのは多いのです。

それ以外の症状も漢方を飲み始める前より明らかに軽減しているそうなのでこのまま同じ薬で様子を見てもらうことにしました。

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