関節ねずみとは
様々な原因によって関節内に骨・軟骨の一部が欠けたり、はがれたりして、その破片などの遊離体が生じ、この遊離体が関節内を動き回る際に、周囲の組織を刺激し、痛みを引き起こすもので、関節内遊離体とも呼ばれています。
関節ねずみ(関節内遊離体)の発生する原因
骨や軟骨に対して強い負荷がかかるような事をした際に生じる場合が多いです。一般的に多いのがスポーツや事故によっての骨折です。それ以外には加齢に伴って生じる変形性膝関節症などが主な原因です。
関節ねずみの症状
-突然ロックがかかったように膝が動かなくなり、痛みを伴う。
-急に膝の噛み合わせが悪くなったようになる。
-突然激しい痛みが起きるが何かのきっかけで痛みがさっと引く
関節ねずみの一般的な治療
関節内浮遊物が小さい場合
症状が軽度な場合はそのまま経過観察をする場合が多いです。
関節内浮遊物が大きい場合
手術が中心となります。手術によって関節内浮遊物を除去できると元通りの膝の状態になることが可能です。
関節ねずみと漢方薬
漢方薬を使っても関節内浮遊物をとりのぞくことはできませんが、突然来る痛みと炎症を減らせることがあります。