広島の病院で行われる不妊治療のホルモン検査について

病院ホルモン検査イメージ

代表的な女性ホルモンの基準値

ホルモン名 低温期 排卵期 高温期(黄体期)
FSH(卵胞刺激ホルモン) 3.0~14.7mIU/ml 3.2~16.6mIU/ml 1.5~8.5mIU/ml
LH(黄体形成ホルモン) 1.8~10.2mIU/ml 22~88mIU/ml 1.1~142mIU/ml
E2(卵胞ホルモン) 19~226pg/ml 49~487pg/ml 78~252pg/ml
P4(黄体ホルモン) 0.2~1.5ng/ml 0.8~3.0ng/ml 1.7~27ng/ml
プロラクチン 6.1~30.5ng/ml 6.1~30.5ng/ml 6.1~30.5ng/ml

 

代表的な女性ホルモンの働きと分泌の関係

FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)は脳下垂体といって脳から卵巣に指令を出すホルモンです。

FSH(卵胞刺激ホルモン)は卵巣内の卵胞(卵とそれを包んでいるものを含めたもの)を刺激して卵胞を発育するように働きかけます。

卵胞刺激ホルモンの働きで卵胞が発育すると卵胞ホルモン(エストロゲン)を出します。

このホルモンは子宮内膜を厚くするように子宮内の細胞に働きかけるとともに、血液に運ばれて脳内に運ばれて、FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌抑制とLH(黄体形成ホルモン)の分泌促進に働きます。そしてLH(黄体形成ホルモン)は卵胞に働きかけ、排卵を促進します。

卵胞内の卵が排卵したあとのものが黄体なのです。

この黄体からは黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるのです。

この黄体ホルモンは子宮内膜を着床しやすい状態にし、基礎体温を上昇させます。

また血液を介して脳に運ばれ、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)の分泌を抑制し次の排卵を抑えます。

プロラクチンは乳汁分泌ホルモンで出産した際に、赤ちゃんに母乳を飲ませるため、乳腺からの乳汁の分泌を促進するように働きかけます。

代表的なホルモンの異常値と疾患の可能性

FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)の異常値

FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)がともに高くなっている場合や場合によってはFSH(卵胞刺激ホルモン)が異常に高くなっている場合、卵胞の機能が極端に低下してきている状態(更年期~閉経)と考えられます。

FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)がともに低い場合は無月経や無排卵などの月経異常が考えられます。

まだ若年で無排卵でなおかつFSH(卵胞刺激ホルモン)が極端に高い場合は早発閉経の可能性が考えられます。

まだ若年で無月経、無排卵でなおかつFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)がともに低い場合はダイエットなどによる体重減少性無排卵が考えられます。

E2(エストロゲン)の異常値

E2(エストロゲン)の値が低い場合は卵巣の機能低下が考えられます。

多くの場合は加齢に伴う更年期や閉経などが考えられますが、若年の場合は早発閉経の可能性もあります。

その他のホルモン値も参考にする必要があります。

E2(エストロゲン)の値が高い場合はエストロゲンを産生する細胞の腫瘍が考えられます。

P4(プロゲステロン)の異常値

P4(プロゲステロン)の値が極端に高い場合は、排卵誘発剤を使用した場合か妊娠した場合に多いです。

またP4(プロゲステロン)が少ない場合は黄体機能不全の状態になっている可能性が考えられます。

プロラクチンの異常値

プロラクチンが高くなっている場合は高プロラクチン血症と言って乳汁が沢山出ているか、乳房が張りやすい状態になっています。

乳腺症の患者さんの一部にもこの状態の患者さんがおられます。

この状態は不妊症の原因の一つにもなります。

母乳で育てた二人目不妊の患者さんに出やすい傾向があります。

 

広島の漢方薬局ハーブスのTEL082-507-3470

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