このページは広島県広島市西区にある漢方薬局ハーブスのクラっとする立ちくらみの様なめまいに関する情報ページです。

ここではクラっとする立ちくらみのようなめまい概要、原因、一般的な対処法、代表的な漢方薬による治療などについて書いています。

ぜひ参考にしてください。

クラッとする立ちくらみとは

目の前が暗くなったり、立ち上がった時にくらっとなったりするようなめまいです。

病院などでは起立性低血圧症などと病名をつけるかもしれません。

くらっとする立ちくらみ・めまいの原因

一般的には自律神経失調症や更年期障害、低血圧や貧血などによって引き起こされると考えられています。

これらの疾患は多くの場合悪性ではないケースがほとんどです。

ただし自律神経失調症や更年期障害などは決定的な治療法がない場合も多いため、症状が改善するのにずいぶん時間がかかることがあります。

それ以外の要因としてはストレス、過労、睡眠不足などによってもこの症状が出る場合があるといわれています。

特にストレスに伴う不安感は、このくらっとする立ちくらみ・めまいを含むすべてのめまいの症状を出す可能性があります。

病院治療イメージ

くらっとする立ちくらみ・めまいの一般的な対処法

更年期障害と自律神経失調症はそれだけで非常に複雑であるため別のページを作りますのでそれを参照してください。

低血圧に関しては基本的には運動をして心臓を強くして心臓からの拍出量を上げることが予防になります。

後でも書きますがこういう単純な低血圧の場合は漢方では高麗人参の入った漢方薬を継続して服用することで低血圧から正常血圧に体質が改善されることがあります。

こういう選択肢もあります。

貧血の場合は、病院では鉄剤の内服or注射(点滴)などが一般的です。

ただし内服の鉄剤の場合、かなりの確率で胃腸の状態を悪くするため、ゆっくりとした改善でもよい場合は、鉄を含んだサプリメントやなどをとるのも一つのやり方です。

睡眠不足や過労はなかなか難しい問題ですが、自分で時間を見つけてできるだけ休息をとるということになると思います。

ストレスに関してはなかなか難しい問題です。

一番いいのはこまめにストレスを発散するような自分なりの方法を見つけることです。

たとえば、友達と話をするとか、食べたいものを食べるとか、カラオケなどで大声を出すとかなんでもいいのです。

もっと深刻な場合は漢方薬の服用や、心療内科などでの相談も考える必要があるかもしれません。

くらっとする立ちくらみ・めまいの治療に用いる代表的な漢方薬

このくらっとするめまいなどに使う漢方薬はやはり、元気にして血圧を上げるもの、貧血を改善させるもの、自律神経の調整を行うもの大きく3通りのパターンがあると思います。

貧血に用いられる代表的な漢方薬

当帰芍薬散など

元気にして血圧を上げるもの

先ほどの書きましたが高麗ニンジンを含む漢方薬をとることで改善するケースがあります。

代表として挙げている補中益気湯の中にも高麗ニンジンが含まれています。

補中益気湯など

自律神経の調整を行うもの

柴朴湯など

養生イメージ

 

くらっとする立ちくらみ・めまいの養生法

低血圧の場合は先ほども書きましたが軽度な運動から初めて徐々に負荷をかけて心臓を強くしてゆくことが重要です。

貧血の場合は鉄瓶でお茶を飲むようにしたり、レバーを食べたり、赤味のお肉を食べるようにすることがよいと思います。

もし肉類が食べたくない場合は乾物た冷凍、ジャムなどのプルーンを摂取するのも一つのやり方です。

ストレスの緩和は先ほども書きましたが、自分の発散方法を見つけることが重要です。

それ以外にハーブティやアロマセラピーなどの香りを使った方法も人によっては有効となる場合があります。

自律神経失調症更年期障害などは非常にパターンが複雑であるため、ここで一般的に書くことは難しいかもしれません。