更年期障害や自律神経失調症が原因のめまいについて

更年期障害によるめまいと自律神経失調症によるめまいは残念ながら症状だけからでは判別できないこともありますが判別できるケースもあります。

それは更年期障害や自律神経失調症の場合、めまい以外の随伴症状が多岐にわたるからです。

しかし、症状があまりない場合は様々な要因から総合的に判断する必要があります。

そのためここでは更年期障害の症状や原因についてと自律神経失調症の症状や原因について書いています。

更年期障害とめまい

更年期とは

卵巣の働きが衰え始めて女性ホルモンの分泌が不安定になった閉経を迎えるまでの時期のことです。一般的には45歳くらい~50歳くらいまでの時期を指します。

更年期障害とは

上記で書いたように卵巣の働きが衰えて女性ホルモンの分泌が不安定になり、それによって精神的、肉体的に体調が不安定になった状態のことです。

更年期障害の症状

めまい、立ちくらみ、ホットフラッシュ(急激なのぼせ)動悸、頻脈、血圧の変動がひどい、過呼吸、不眠症、精神不安、多汗、頭痛、疲労倦怠感、息苦しい、咽喉がつかえる、下痢や便秘、突然の腹痛、知覚過敏、痺れ感、生理不順など

更年期障害の原因

ストレスや無理なダイエットになどによっても生じますが、基本的には女性ホルモンの分泌異常によって自律神経が失調したことが原因と考えられます。

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自律神経失調症とめまい

自律神経とは

例えば、唾液の量や、体温、心拍数、呼吸の数、排便、おしっこなどは自分の意志というより、勝手にコントロールされているものです。このように自分の意志とは別に体のリズムを勝手にコントロールしている神経を自律神経というのです。

自律神経失調症とは

自分の体を意志とは別にコントロールしていた神経の調節機能がその調節機能を失ってしまうことです。
そのため、急に呼吸が乱れたり(過呼吸)、急に心臓がバクバクしたり(動悸)急に体温が上がったり(ホットフラッシュ)などの症状が出たりします。

自律神経失調症の症状

めまい、頭痛、動悸、多汗、便秘と下痢を繰り返す、体温調節がうまくゆかない、血圧の変動が激しい、動悸、息切れ、起立性低血圧、不安感、不眠、情緒不安定、息苦しい、咽喉のつまり、耳鳴り、過呼吸、生理不順

自律神経失調症の原因

ホルモンバランスの乱れや生活習慣の乱れ(寝る時間や起きる時間が不規則)、もともとの体質などもありますが最近では精神的ストレスによってこの症状が発生することが良くあると言われています。

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