このページは広島の漢方薬局ハーブスの円形脱毛症に関する情報ページです。
ここでは円形脱毛症が良くなった方の体験談や概略、発症傾向、一般的な原因や症状、漢方的な原因及び用いる漢方薬、関連ブログなどについて書いいます。
ぜひ参考にしてください。
円形脱毛症には漢方薬という方法があります
円形脱毛症は病院でステロイド療法を用いるのが一般的ですが、その副作用で苦しむ方も中にはおられます。
漢方薬にはすぐに治るという即効性はありませんが、身体の内側から体質を改善させ徐々に良くなってゆく方が多いです.
私自身の経験からいえば多分普通の方が思っている以上に漢方薬は円形脱毛症の治療に向いていると思います。
円形脱毛症とは
脱毛症のなかでも最も多い疾患です.
昔から10円玉ハゲといわれていたものです。
多くの方は知らないうちに治っているケースが多いのですが、中にはどんどんそれが進行してゆき、結果として完全に髪の毛が全部抜けてしまうケースもあります。
治療に来られる方は一定の大きさで止まっている状態でなく、どんどん広がってゆく患者さんが多いのです。
通常男性が加齢て伴って増えてくる男性型脱毛症とは異なります。※男性型脱毛症は漢方薬の適応ではありません。
(少なくとも当薬局では漢方薬の適応ではないと考えています)

円形脱毛症の発症傾向
円形脱毛症の発症の男女比に関しては男性に比べやや女性が多いということがわかっています。
また円形脱毛症の発症する年齢は30歳以下が圧倒的に多く、全体の約8割を占めています。
その中で15歳以下で発症する割合は全体の2割もあります。
円形脱毛症の一般的な原因
円形脱毛症のはっきりとした原因は今でもわかっていません。
そのため西洋医学的には治療が難しいのです。
下に書いた原因はそうではないか?と言われているものを挙げています。
自己免疫疾患
現在西洋医学的に定説となっているのは円形脱毛症の原因は自己免疫疾患であるという説です。
身体の外敵から守る白血球の一種のリンパ球が何らかの原因で誤って髪の毛の毛根部分を抗原とみなし攻撃してしまうことによって生じると考えられています。
ただし発毛に直接関わる毛包は攻撃されないため、リンパ球の浸潤が治まれば再び発毛する可能性は常にあり、いつでも発毛の可能性はあります。
アレルギー
アトピー性皮膚炎をはじめとする疾患がある患者さんの中には通常に比べ円形脱毛症を発症しやすいといわれています。
それらの点からアレルギーが何らかの原因となっているのではないかといわれています。
ストレス
昔から言われているのは精神的なストレスです。
ストレスによって免疫システムが一時的に異常を生じて発生させると考えられています。
円形脱毛症の症状
頭の毛が突然、円形に抜けてしまうのが症状の特徴です。
多くの場合その患部には痛みやかゆみを伴わないのが一般的ですが、中にはかゆみを伴って脱毛するケースもあります。
ひどい場合には円形脱毛が頭全体に広がって髪の毛が全部抜けてしまう全頭脱毛症もあります。
それ以外にはまつ毛や眉毛、腋毛、陰毛などが抜けるケースもあります。
円形脱毛症の漢方からみた原因
円形脱毛症は大きくは体質的な原因とストレスによる原因に分けられます。
体質的には東洋医学の中の気血水という病気を起こす原因の中の血に問題があるケースが多いのです。
それ以外には自律神経がもともと乱れやすいケースやストレスに弱い患者さんに発症しやすい傾向はあります。
円形脱毛症に用いる漢方薬
上記の原因に基づいて血の問題を解決するような漢方薬を用いたり、自律神経の調整やストレスを緩和するような漢方薬を用いるケースが多いです。
しかし多くの場合はいくつかの漢方薬を組み合わせて用いるケースが圧倒的に多いです。
そのため代表的な漢方薬という形では書きにくいです。
円形脱毛症の患者さんはまずは直接来られてご相談ください
円形脱毛症はストレスもそうですし、肌質なども体質に関わってきます。
のため直接患部を見せていただいた方が漢方薬による治療は行いやすいと思います。
円形脱毛症の患者さんで治っている方は多数おられますが、画像はご本人のご希望により現時点では掲載できません。
どうしてもデリケートな問題なので、治癒症例はあるのですが、ご本人様のご希望により現時点では掲載できません。