アトピー治療イメージ

 

唇と首と手のひじの内側に痒みのある患者さんが来られました。

この患者さんは大人になってからアトピーの症状が出始めたのですもともとは吹奏楽の楽器(名前忘れました・・・)を習い始めたころにいい楽器を買ってもらったらそれが真鍮性でそれに触れたのがきっかけで症状が出始めたそうなのです。

いわゆる接触性皮膚炎とか金属アレルギーとか言われるものです。

それ以外にこの方は季節の変わり目でも悪化しますし、お酒を飲んでも痒くなる。

辛い物を食べても痒くなる。汗を書いても痒くなる。

肉を食べると悪化するなど、さまざまな原因によって悪化するのです。

この話を聞いてどう考えても一筋縄ではいかない感じなのです。

とりあえず問診から、自律神経系の問題はありそうに感じました。

それ以外に皮膚の再生能力の問題とかアレルギー反応が起きやすい体質の問題とかが重要なように感じました。

そこで患部を糸練功でチェックしてみることにしました。

そうするとどうも首と唇と肘の内側は別々の原因のような気がするのです。

アトピー

そこでそれぞれに合う薬を探してみたのですが、なかなかパシッとしたものが見つかりません。

何度も何度もチェックしたのですが、最終的には肘の内側にまあ効きそうな薬を1種類だけ出したのです。

そして今日患者さんが再び来られたのですが、肘の症状は改善されたようでした。

しかし当然のことながら、唇と首は調子が悪いそうです。

そこで今日は唇にある薬を重点的に探したのですが、結局合いそうな薬を見つけることはできませんでした。

一瞬合うかな?と思った薬もよくよくチェックしてみるとすごく悪化しそうだったりして・・・普通の患者さんに比べてストライクゾーンが狭い感じなのです。

かなりのものにアレルギー反応を出しそうです。

そこでせっかく来ていただいたのですが、今日は無理せず、同じ薬を出して唇と首の薬は出さないことにしました。

この患者さんはまだまだかかりそうです。

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