ここではアトピー・湿疹を悪化させたいためのアトピー湿疹の方の食事(食べ物)のポイントについて説明します。
アトピー性皮膚炎(湿疹)で誰もが気を付けるべき食べ物
白砂糖、トウガラシ、お酒
白砂糖・・・白砂糖はほぼ誰でも皮膚症状を悪化させます。ただし、和菓子に比べ洋菓子の方が圧倒的に症状は悪化しやすいです。
これは油脂と砂糖の組み合わせがより皮膚の良くないという事だと思われます。
そのため、チョコレート、砂糖+乳製品の組み合わせは良くないケースが圧倒的に多いです。
これらはかなりの確率でアトピーの症状を悪化させます。
さらに言えば見落としやすいのが菓子パンです。
お菓子は食べていない方は多いのですが、なぜが菓子パンは食べている方が案外多いのです。
これらも同様にアトピーや湿疹を悪化させます。
お酒・・・炎症を強め赤みと痒みを悪化させます。ただし日本酒に比べビールは比較的症状が出ずらい傾向があります。
唐辛子・・・お酒と同様に炎症を強め赤みと痒みを悪化させます。これはほぼ摂取量に比例して症状も強く出ます。
食物アレルギーを起しやすい食べ物
食物アレルギーを起こしやすいものの代表的なものはたんぱく質を多く含む食べ物です。
これを沢山とるような食事をすると症状が強く出やすい傾向があります。
卵および関連製品
離乳食を早めに始めると出やすい傾向があります。
離乳食は極力遅くすべきです。
牛乳及び関連製品
乳製品でも純粋な牛乳だけでは出ないこともあります。
乳製品に白砂糖や小麦粉、チョコレートなどが加わると症状が強く出やすい傾向があります。
魚介類(特にエビ・カニ・イカなど)
これも卵製品と同様離乳食を早くすると出やすい傾向があります。
また魚介類は食物性の縵性蕁麻疹の原因にもなりやすいので注意が必要です。
人によって異常に悪化することがあるもの(免疫系に関わるもの)
免疫系に関わるような食べ物は人によって合う合わないがあります。
ある人によっては非常に良いものであっても、別の人にとってはとてつもなくストレスとなって皮膚を悪化させることがあるので注意が必要です。
乳酸菌系統
ヨーグルトや乳酸菌はヒトによって合う合わないがあります。
乳酸菌などはその菌の種類によって働きが違います(LG21とR-1の効能が違うようにそれぞれ違うのです)
そのため、合う合わないは商品ごとに違います。
そして家族でもものによって合う合わないがあるのです。
菌糸体系統
キノコ系の食品は免疫系に関わります。これもひとによって合う合わないがあります。
合わないものを食べると皮膚が悪化しやすいです。
基本、合わないキノコは本人は嫌いなことが多いです。
そのため、アトピーのお子さんの場合、嫌いなキノコは食べなくて良いと私は考えています。
摂取量の多い食べ物
主食もしくは日本人として主食に近い食べ物は注意すべきです。
強いアレルギーでなくても量をコンスタントに沢山摂取するため影響が結果として大きくなるケースがあります。
コメ系統
比較的少数ですがいます。これがあると治りにくいです。
多くの場合は昔ながらの日本食の組み合わせの中にコメの解毒をする食べ物がるので、昔ながらの日本食を食べていると出にくい傾向があります。
小麦系統
パン、パスタ、うどんなど食品に多くつかわれているのでこれも厄介です。
小麦粉のアレルギーの原因の大きな要因はグルテンアレルギーの可能性方いです。
極力摂取しないことが基本になります。
大豆系統
味噌・醤油、豆腐、油揚げ、湯葉、納豆、豆乳いろんな食品に含まれています。
この中で症状が最も出やすいのは豆乳で、出にくいのは味噌と納豆です。
そのため、よほど好きでなければ豆乳は控えた方が無難です。
まとめ
アトピー・湿疹を悪化させたいためのアトピー湿疹の方の食事(食べ物)のポイントについて説明しました。
アトピー・湿疹の食事のポイントは、まず誰もが悪化する食べ物を摂らないようにすることです。
そして、子供のころから嫌いだった食べ物は食べないようにすることです。
これを守るようにすると、皮膚の状態が良い時と悪い時が出てくるようになります。
そこで悪くなった、直前に食べたものが皮膚に悪影響を与えていることが多いのです。
身体に悪いものばかり食べているとどれが悪いものなのかわからなくなります。
そのため、まず間違いなく悪いものを除去してから、他にも悪化しているものが無いか調べていくやり方がアトピー・湿疹の方の食事のポイントなのです。