五十肩の治療法の選び方について
四十肩・五十肩の患者さんがどうやったら治るか?どんな治療法を受ければよいか迷うと思います。
僕自身も五十肩は当初、整体で治療していました。そのやり方は骨格を治すやり方と、経絡を使って治すやり方の2種類を使い分けていました。
これでうまくゆくケースもありましたが、うまくゆかないケースがありました。それは寝ている時に痛いときです。これは寝返りとかをうっていない状態で仰向けでじっとしているのに痛いというときです。
一般的には急性の時期ですが、こういう症状を出さない患者さんもおられます。この何もしなくても痛い場合は激しい炎症状態にあります。
こういうものは整体で治療しても一時は良いのですが、炎症が再び起こるとその炎症によって癒着してしまうため、また元に戻ります。そのため炎症をまず取り除くことが重要なのです。この炎症を取り除くのに最も効果的なのが漢方薬なのです。
そのためまず症状を聞いて炎症があるか無いかによって治療法を変えていました。炎症が無ければ、整体や経絡を使った治療でもよいと思います。あとは自分に合うかどうかです。
整体や鍼灸の場合3回くらいで変化がないようであればその治療法があっていないか、治療家の腕に問題があるかのどちらかだと思います。