汗で痒くなるアトピーでも汗の治療が必要ない時がある|広島の漢方薬局ハーブス

熱さと汗

 

最近症状が落ち着いていたのに、2週間前にすごく日に当たったり、汗をかいたりして悪化したという患者さんから漢方相談の予約が入りました。

実際来られてみると、皮膚の赤味もそうですが、この湿度が高い時期にしては異常にかさついているのです。

皮膚が白く粉をふているし、手足を触るとカサカサしていて乾燥しているのです。

どうもこの方は汗も出るのでしょうが、皮膚のバリア機能が非常に低下しているという印象を受けました。

そこで2系統の薬の合う合わないをチェックしてみることにしました。

一つは汗の出る量を若干減らして、皮膚の再生を促すようなお薬(実際には汗がどれほど減るのかはわかりません。

でも汗かきで皮膚のかゆみが強い患者さんに使うと、皮膚のかゆみが減ってくる漢方薬です)ともう一つは皮膚の熱を冷まし、皮膚の栄養状態を改善し、皮膚を潤し、皮膚の再生を促すような漢方薬です。

最初の漢方薬は主に夏場によく使われるもので、もう一つは主に冬場によく使われるものです。

この患者さんに対してはどうだろう?

とチェックすると・・・夏場に用いる漢方薬より、冬場に用いる漢方薬のほうが合っている気がしました。

漢方薬から逆算して考えると、この方の皮膚で起こっている、汗による痒みは汗そのものが原因なのではなく、皮膚の栄養状態が悪くなったことによって再生機能が低下して、皮膚のバリア機能が低下し、結果として汗によって皮膚が痒くなるということなのでしょう。

これはあくまで仮説なので、とりあえず1週間漢方薬を服用して様子を見てもらうことにしました。

そして1週間後の今日来られたのですが、症状は・・・改善しています。ということはやはり、皮膚の栄養状態に問題があったということなのでしょう。

この方はこのまま続けて様子を見てもらうことにしました。

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