どうも今年の花粉の飛び始めはやや遅いように思います。

実際には少しは飛んでいるのかもしれません。

というか・・・少しは飛んでいます。しかし極端なアレルギー症状を呈している患者さんはまだまだ少ないです。

敏感な患者さんはかなり正確に花粉の飛びはじめを察知しています。

花粉症の患者さんはもちろんですが、実はアトピー性皮膚炎の患者さんの中にもかなり早い段階から花粉を察知している方がおられるのです。

どういうことかと言えば、花粉が飛び始めると身体の痒みが増すのです。そのため花粉が飛び始めたかどうかわかってしまうのです。

良い言い方をするならば季節を先取りしているということですが当の本人は本当に大変ですそれに合う薬を探す私も真剣です。今年は昨年より1月が寒かったせいだと思います。花粉の飛びが少ないのだと思います。

私は患者さんの鼻のコンディションの状態で春の足音を感じます。なかなか梅とかを見に行く時間もないので、患者さんの症状の変化が季節を教えてくれるのです。なんか変な話ですね。