にきびの患者さんはいろいろな化粧品を試している方が多いです。だいたいにして言えることは、ニキビの患者さんが長く使っている化粧品はだいたいその人に合っている場合が多いです。
この結論以外に思うかもしれませんが、化粧品が合っているからニキビが出なくなるとは限らないのです。
漢方薬局まで来なければならなかったレベルというのは外用の化粧品の問題では解決できないレベルの方が多いということなのです。
そのため化粧品が合っていてもよくならないのです。でも化粧品で悪化はさせていないのです。そういう場合むやみに化粧品を変えない方が良いのです。
どうもニキビの患者さんの中にはテレビの影響からか外用のニキビ化粧品で治るという意識の方が多いと思います。
もちろんアクネ菌だけの問題の方はそれでよくなるのかもしれません。でも特に女性の場合は女性ホルモンのバランスの問題はある方が多い良いに感じます。
化粧品はこれ以上悪化させないためのものという位置づけで探された方がニキビ化粧品に膨大なお金をかけなくて済むのではないかと思うのです。