このページは広島県広島市西区にある漢方薬局ハーブスの脳腫瘍が原因のめまいに関する情報ページです。
ここでは脳腫瘍が原因のめまいの概要、代表的な症状、種類、注意点、一般的な治療、漢方薬などについて書いています。
ぜひ参考にしてください。
脳腫瘍が原因のめまいについて
めまいの中には脳腫瘍が原因で生じるめまいがあります。
これは私も過去に数例経験があり、気を付けなければならない重要なものです。
ここでは脳腫瘍とめまいについての代表的な症状などについて書いてみたいと思います。
脳腫瘍とは
脳腫瘍には脳内で発生する原発性脳腫瘍とほかの場所でできた腫瘍が脳内に飛んできて発生する転移性脳腫瘍の2つがあります。
転移性脳腫瘍は悪性腫瘍ですが、原発性の腫瘍の場合は良性腫瘍と悪性腫瘍の2つがあります。
ただし、脳腫瘍の場合、良性であっても、腫瘍が成長することによって脳全体を圧迫し、身体全体の機能に大きな影響を与え、放置すると命に係わることもあります。
そのため、良性・悪性に関わらず注意が必要な病気です。
脳腫瘍の代表的症状
脳腫瘍の代表的な症状は頭痛です。
それ以外に多いのは嘔吐や吐き気などです。
これらの症状は良性腫瘍、悪性腫瘍に関わらずに発生します。
なぜならこれらの症状は脳内で大きくなった腫瘍が他の脳内の組織を圧迫して脳内圧が亢進したことによって生じた症状だからです。
他にも様々な症状が出る可能性があるのですが、それは腫瘍の生じた場所によって異なってきます。
めまいを起こす脳腫瘍の種類
めまいを生じさせる脳腫瘍
聴覚神経腫瘍
これは良性の腫瘍です。
厳密には聴神経鞘腫といいます。
これは聴覚の神経を包んでいる鞘状の神経が腫瘍化することによって生じるものです。
めまいを生じさせる腫瘍の中で最も多いものです。
この聴神経鞘腫の代表的な症状は聴力の低下です。
片側の聴力の低下、それが進行すれば難聴になります。
それに耳鳴りを伴うことも多いです。
それらの症状にめまいを伴うことが聴覚神経腫瘍の場合には多いのです。
めまいの症状はふわふわするめまいにメニエルのような回転性のめまいを生じることもあります。
小脳腫瘍
この疾患は良性の場合と悪性の場合の両方の可能性があります。
急激に症状が悪化することが多い疾患です。
これは突然のふらつきめまいを発生し、嘔吐や意識障害なども伴うことがあります。
めまいの種類はふらふらなどの動揺性のものが多いです。
脳腫瘍での注意点
まずは内科で診てもらうことです。
そして、内科で大きな所見もなく、内科での治療でうまくゆかない場合、迷わずCTやMRIなどの画像による検査を受けてみることです。
早期に発見することで治療がうまくゆくケースもあります。
脳腫瘍の一般的な治療
可能な部位であれば、脳を開けて摘出するのが一般的です。
それ以外には放射線による治療と抗がん剤による治療があります。
脳腫瘍と漢方薬
脳腫瘍の種類にもよりますが、漢方で過去に改善した症例もあります。
ご相談ください。