不定愁訴には漢方薬という方法があります
このページは広島市にある漢方薬局ハーブスの不定愁訴に関する情報ページです。
ここでは一般的な不定愁訴の定義や症状、漢方的な考え方と漢方的なアプローチ法、漢方による不定愁訴の相談をされた患者さんのお喜びの体験談を載せています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
不定愁訴の治療を受けられた患者さんのお喜びの体験談
不定愁訴とは
一つの疾患としてまとめられない種々の主観的訴えで、体のどこが悪いのかわからない漠然とした身体的愁訴が主体となっていながら、検査などでも無く、問題は他覚的に器質的疾患の裏づけができない場合をいう。
不定愁訴の主な症状
頭痛、頭重、頭が締め付けられる、ホットフラッシュ、疲れ目、涙目、耳鳴り、口が渇く、味覚異常、のどの異物感・イガイガ感・圧迫感、息苦しさ、酸欠感、息切れ、動悸、胸部圧迫感、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、食欲不振、吐き気、膨満感、便秘、下痢、頻尿、残尿感、生理不順、肩こり、手足のしびれ、多汗、不安感、イライラ、集中力低下、意欲低下、不眠、記憶力低下
不定愁訴の原因
自律神経失調症、更年期障害、うつ病の初期、慢性疲労症候群などが発症もしくは併発している場合が多いように思います。
不定愁訴と代表的な漢方薬
漢方から不定愁訴を見ると主に肝と心の関係が深いと考えられます。
肝気鬱結(ストレス状態)
代表処方 逍遥散
肝鬱化火(ストレス状態がひどくなり目の充血、のぼせ、怒りの感情などがひどくなったもの)
代表処方 加味逍遙散
肝血虚(肝臓の血の不足(女性ホルモンバランスの乱れ)で自律神経が乱れているもの)
代表処方 四物湯
肝陽上亢(肝血虚が進行して興奮症状が強くなったもの)
代表処方 抑肝散
肝気犯胃(自律神経の乱れ、ストレスによる胃の障害)
心気虚(心臓のエネルギー不足すぐに疲れ動悸が起こりやすい)
代表処方 炙甘草湯
心血虚(心臓・脳の血液不足による動悸・不安・不眠)
代表処方 帰脾湯
心火亢盛(ストレス・悩みが許容量を超え、怒りや不眠、動悸など興奮性の症状を呈する)
代表処方 柴胡加竜骨牡蠣湯