不整脈イメージ

 

このサイトは漢方薬局ハーブスの提供する不整脈(動悸)に関する情報サイトです。

ここでは東洋医学原因と治療法について書いています。ぜひ参考にしてください。

不整脈(動悸)について

不整脈(動悸)はもともともっている方もおられるので正確には生活習慣病ではないのですが、生活習慣によって2次的に生じる不整脈(動悸)もあります。

そして多くの場合、問題となるのがこちらの方なのです。

不整脈(動悸)は動脈硬化や高血圧、糖尿病、狭心症などの虚血性心疾患などとも深い関わりがあります。

そのため生活習慣をあらためることで改善する問題も沢山存在するのです。

不整脈(動悸)には漢方薬という手があります

不整脈(動悸)は基本的に病院のお薬でコントロールできるものですが、一生飲み続けるのが前提であったり、中にはうまくコントロールできないものもあります。

そんな場合に漢方薬は強い力を発揮してくれることがあります。

そして体質改善することによって動悸のない生活を送っている患者さんもおられます。

まずはご相談ください。

不整脈(動悸)と中医学(漢方)

中国医学(漢方)で不整脈に相当するものを心悸といいます。

この心悸の病気を起す原因は大きくは下記の通りです。

心悸(不整脈)の中国医学(漢方)的病因病気(病気の起こる原因と仕組み)

心虚胆怯

肝の小さい人が驚かされたりすることによっておこる。

心血不足

心臓や脳への血が不足している場合

陰虚火旺

病気が長い、性生活の不摂生によって腎の機能低下(老化)による心臓をコントロールする機能の低下による心臓機能の亢進

心陽不振

大病や久病のための体力低下にともなう心機能の低下による動悸

水飮凌心

漢方独特の概念現代的に置き換えにくい。

体重の増加に伴う血圧の増加や高脂血症の概念、腎臓機能の低下も含むと思われる

瘀血疎絡

血行不良

原因は心機能の低下と狭心症などの基礎疾患となる動脈硬化が関わっている。

治療の際の主な漢方的(中医学)診断分類:弁証論治と治療法

心虚胆怯

症状:驚かされやすい、不安、多夢、脈数or虚弦 鎮驚安志、

治法:養心安神

処方:安神定志丸

心血不足

症状:目眩、倦怠無力、舌淡紅、脈細弱

治法:補血養心、益気安神

処方:帰脾湯加減

陰虚火旺

症状:心煩、睡眠少、耳鳴り、腰酸、五心煩熱、舌紅、脈細数

治法:滋陰清火、養心安神

処方:天王補心丹

心陽不振

症状:胸悶気短、顏色蒼白、寒がる、四肢冷え、舌淡白、脈虚弱or沈細かつ数

治法:温補心陽、安神定悸

処方:桂枝甘草龍骨牡蛎湯加味

水飮凌心

症状:目眩、下肢浮腫、四肢冷え寒い、吐き気、舌苔白滑、脈弦滑

治法:振奮心陽、化気行水

処方苓桂朮甘湯加減

瘀血疎絡

症状:胸悶、心痛発作、唇・爪紫暗、舌紫暗orお斑、脈渋or結代 活

治法:活血化瘀、理気通絡

処方冠心二号