HPを見て患者さんが来られました。
ご相談内容は円形脱毛症です。
約4か月前から症状が出始めて、あれよあれよという間に左側頭部の髪が抜けていったそうです。
そのため、急いで皮膚科で診てもらってお薬を出してもらったそうですが、一向に良くなる気配は無く、むしろ悪化してきてるということでご相談に来られたのです。
そこでまず、円形脱毛症になったきっかけや原因に心当たりがあるかどうかをお伺いしました。そうすると・・・仕事のストレスが原因ではないか?と言われていました。
納得です。西洋医学的には円形脱毛症の原因は自己免疫疾患やアトピー素因や遺伝的要因、ストレスなどが考えられていますが、最も有力視されているのは自己免疫疾患なのです。
でも円形脱毛症の漢方相談で日ごろ私が感じているのは、メンタルを整える漢方薬を使った方がうまくいくことが多いのです。
ただし、用いる漢方薬は人それぞれ違って、円形脱毛症だからこれ!!というふうに漢方薬は決まっていないのです。

そのため、やっぱりメンタルを整えるような漢方薬を使う可能性が高いように思いました。
次に今までの病歴についてお伺いした。そうすると、小さい頃からアトピー性皮膚炎を患っていたそうですが今は少し落ち着いているそうです。
あとは今まで病院で出されていた円形脱毛症のお薬を確認させていただきました。
そうすると、頭皮用の強めのストロイド剤と、血流を良くする内服薬が出ていました。
割と一般的に円形脱毛症に用いられるお薬です。
サプリメント類は服用されていないという事でした。
そこで、ここからは改めて、東洋医学的な問診や東洋医学的なその他のチェックを行いました。
そして、円形脱毛症の患部も見せていただきました。

見せていただいた段階で、これは間違いなく治ると思いました。
というのも、もうすでに治る兆候が出始めていたからです。
そのことを患者さんにもお話して、諸々考慮に入れて、円形脱毛症に使う可能性のある漢方薬の中からこの患者さんに合うと思われる組み合わせを選んで、約2週間服用していただくことにしました。
そして2週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・
本人的にはまだよく分からない感じでした。
ただ、私が見るとちょっと生えてきているのが分かりました。

そこで、また同じ漢方薬を約2週間お出しして様子をみていただくことにしました。
そしてまた2週間後来られた際に様子をお伺いすると・・・
今回はご本人もご家族の方もハッキリと確認できるレベルまで改善していました。

そして、現在のお仕事の状況をお伺いすると、現在は仕事のストレスは無くなったそうです。
こうなると、改善は早くなることが多いのです。
そこで、再度同じ漢方薬をまた2週間分お出しして様子をみることにしました。
そして2週間後来られた際に患部をチェックすると・・・
もう・・・だいぶ生えていました。
ご本人も家族の方もかなり嬉しそうでした。
そして、もう2週間同じ漢方薬をお出しして2週間後に来ていただくことにしました。
そして2週間後来られた際に患部をチェックすると・・・
もうどこが円形脱毛症だったか分からなくなっていました。

そして、まだ漢方薬が必要かを東洋医学的にチェックすると・・・
もう必要無いように感じました。
という事で今回の治療は終了となりました。
私の経験では円形脱毛症は精神的ストレスと密接に関係しているため、なかなか急には良くならず、スムースに治療が進んでも治療が終了するまで早くて10ヵ月くらいかかることが多いのです。
そのストレスのかかり具合や患者さんのメンタルの強さ弱さによってさらに時間がかかるケースもあります。
それにも関わらず、この患者さんは約2ヵ月で治療が終われたのは著効と言っても良いと思います。
一番の大きなポイントはこの患者さんがストレスの原因が無くなったという事が大きかったのだと思います。本当に予想以上に早く良くなって良かったです。
ホッとしました。
※人によって効果は異なります。
※今回の症例の画像は患者さんの許可を得て掲載しています。
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